ステートマシン図(状態遷移図)とは?
ステートマシン図(状態遷移図)とは、一つのオブジェクトが取り得る状態と、イベントによる状態間の遷移を表す図。遷移にはトリガ(イベント)、ガード条件、効果(アクション)を付す。並行して動く振る舞いは並行領域に分け、領域ごとに開始擬似状態を置く。
システムアーキテクト試験の過去問では1回出題されています。
すてーとましんず
ステートマシン図(状態遷移図)の意味
一つのオブジェクトが取り得る状態と、イベントによる状態間の遷移を表す図。遷移にはトリガ(イベント)、ガード条件、効果(アクション)を付す。並行して動く振る舞いは並行領域に分け、領域ごとに開始擬似状態を置く。
ステートマシン図(状態遷移図)の具体例
注文の「受付済→引当済→出荷済→完了」という遷移を、それぞれのイベントとキャンセル可否のガード条件付きで表す。
ステートマシン図(状態遷移図)は試験でどう引っ掛けられる?
トリガは状態ではなく遷移(矢印)に付ける。並行領域が複数あるときは各領域に開始擬似状態が必要。
ステートマシン図(状態遷移図)と関連する用語
ステートマシン図(状態遷移図)が出た過去問
UML 2.0のステートマシン図の記法に適合している図はどれか。
正解:初期状態から状態1へ遷移し、トリガ1で複合状態「状態2」に入る。状態2内は破線で区切られた並行領域が2つあり、それぞれ独自の初期状態(黒丸)から状態3→(トリガ2)→状態4、状態5→(トリガ3)→状態6と遷移し、各領域内の終了状態(二重丸)へ到達後、状態2全体としての終了状態(二重丸)へ抜ける。
要点:トリガは遷移に付し並行領域ごとに開始擬似状態を置く
UML 2.0のステートマシン図では、状態遷移を引き起こす契機であるトリガは、遷移を表す矢印に添えて書く。また、複合状態の内部を破線で区切って並行領域を表す場合は、各領域がそれぞれ独立に動き始めるため、領域ごとに開始擬似状態(黒丸)を置かなければならない。この両方を満たす図が適合している。
出典:令和5年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。