デジタル署名とは?
デジタル署名とは、送信者の秘密鍵でメッセージのハッシュ値を暗号化して付与し、受信者が送信者の公開鍵で検証する仕組み。検証が成功すれば、改ざんが無いこと(完全性)と署名者が本人であること(真正性・否認防止)が確認できる。
システムアーキテクト試験の過去問では3回出題されています(2019年度〜2024年度)。
でじたるしょめい
デジタル署名の意味
送信者の秘密鍵でメッセージのハッシュ値を暗号化して付与し、受信者が送信者の公開鍵で検証する仕組み。検証が成功すれば、改ざんが無いこと(完全性)と署名者が本人であること(真正性・否認防止)が確認できる。
デジタル署名の具体例
契約書PDFに署名を付し、受領側が公開鍵で検証して内容が変わっていないことを確かめる。
デジタル署名は試験でどう引っ掛けられる?
署名は機密性を提供しない(本文は暗号化されない)。検証で分かるのは改ざんの有無と署名者の真正性。
デジタル署名と関連する用語
デジタル署名が出た過去問
ディジタル署名のあるソフトウェアをインストールするときに、そのソフトウェアの開発元又は発行元を確認するために使用する証明書はどれか。
正解:コードサイニング証明書
要点:ソフトの発行元と改ざん有無の確認はコードサイニング証明書
コードサイニング証明書は、ソフトウェアの配布者が実行ファイルなどに署名するための証明書で、導入前に開発元・発行元が誰であるかと、配布途中で改ざんされていないことを利用者が検証できる。サーバ証明書やクライアント証明書は通信相手の認証が目的であり、用途が異なる。
出典:令和1年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問23(IPA)送信者Aは、署名生成鍵Xを使って文書ファイルのデジタル署名を生成した。送信者Aから、文書ファイルとその文書ファイルのデジタル署名を受信者Bが受信したとき、受信者…
正解:文書ファイルが改ざんされていないこと、及びデジタル署名が署名生成鍵Xによって生成されたことを確認できる。
要点:署名検証で分かるのは改ざんの有無と署名者の真正性
デジタル署名の検証では、署名検証鍵Yで署名から得た値と、受信した文書から計算したハッシュ値を突き合わせる。両者が一致すれば、文書が改ざんされていないこと(完全性)と、その署名が対となる署名生成鍵Xを持つ者によって作られたこと(真正性)を同時に確認できる。
出典:令和5年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問20(IPA)デジタル署名のあるソフトウェアをインストールするときに、そのソフトウェアの発行元を確認するために使用する証明書はどれか。
正解:コードサイニング証明書
要点:ソフトウェアの発行元を示す署名用証明書がコードサイニング証明書
コードサイニング証明書は、実行形式のソフトウェアやドライバに対する署名に用いる証明書で、配布物の発行元が確かにその組織であることと、配布後に改変されていないことを利用者が確認できるようにする。インストール時に警告なく発行元名が示されるのは、この証明書による署名が検証された結果である。
出典:令和6年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問17(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。