定額契約(固定価格契約)とは?
定額契約(固定価格契約)とは、契約時に定めた総額で成果物の提供を受ける契約形態。作業量が増えても価格が変わらないため、コスト超過のリスクは受託者が負う。仕様が確定していることが前提で、確定していない段階で採ると見積りに多額のリスク費が乗る。
システムアーキテクト試験の過去問では1回出題されています。
ていがくけいやく
定額契約(固定価格契約)の意味
契約時に定めた総額で成果物の提供を受ける契約形態。作業量が増えても価格が変わらないため、コスト超過のリスクは受託者が負う。仕様が確定していることが前提で、確定していない段階で採ると見積りに多額のリスク費が乗る。
定額契約(固定価格契約)の具体例
要件定義を準委任で実施して仕様を固め、その成果を前提に設計・製造・テストを定額の請負で発注する。仕様変更は変更管理手続に載せ、影響工数を積算して契約金額を改定する取決めを、契約書と変更管理台帳の運用としてあらかじめ組み込む。
定額契約(固定価格契約)は試験でどう引っ掛けられる?
発注者にとって「価格が動かない=安全」ではない。仕様が曖昧なまま定額にすると、受託者は範囲を狭く解釈し、追加要求のたびに変更契約と交渉が発生する。実費償還契約やインセンティブ付き契約との使い分けが、リスク配分の問題として問われる。
定額契約(固定価格契約)と関連する用語
定額契約(固定価格契約)が出た過去問
システム開発における発注者とベンダとの契約方法のうち、実費償還型契約はどれか。
正解:ベンダの役務や技術に対する報酬に加え、委託業務の遂行に要した費用の全てをベンダに支払う。
要点:実費償還型は実費全額に報酬を上乗せして支払う契約
実費償還型契約(コストプラス契約)は、委託業務の遂行に実際にかかった費用を発注者が負担し、それに加えてベンダの役務や技術への報酬(フィー)を支払う形態である。コスト超過のリスクは発注者側が負う点が、価格を先に固定する定額契約と対照的である。
出典:平成29年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問16(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。