FTAとFMEAとは?
FTAとFMEAとは、FTAは「重大事象(頂上事象)」を出発点に、その原因を論理ゲートで木状に展開していくトップダウンの解析。FMEAは構成要素ごとに起こり得る故障モードを列挙し、それが上位へ与える影響と重要度を評価していくボトムアップの解析。
システムアーキテクト試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2022年度)。
えふてぃーえー・えふえむいーえー
FTAとFMEAの意味
FTAは「重大事象(頂上事象)」を出発点に、その原因を論理ゲートで木状に展開していくトップダウンの解析。FMEAは構成要素ごとに起こり得る故障モードを列挙し、それが上位へ与える影響と重要度を評価していくボトムアップの解析。
FTAとFMEAの具体例
「決済が二重に確定する」を頂上事象にFTAで原因を辿り、個々の部品や処理についてはFMEAで故障モードと影響度を洗い出す。
FTAとFMEAは試験でどう引っ掛けられる?
方向が逆。FTA=上から下(結果から原因)、FMEA=下から上(原因から影響)。
FTAとFMEAと関連する用語
FTAとFMEAが出た過去問
故障の予防を目的とした解析手法であるFMEAの説明はどれか。
正解:個々のシステム構成要素に起こり得る潜在的な故障モードを特定し、それらの影響度を評価する。
要点:FMEAは部品の故障モードから影響度を評価するボトムアップ手法
FMEA(故障モード影響解析)は、構成要素ごとに起こり得る故障モードを洗い出し、それが上位システムに与える影響の大きさや発生頻度・検知難易度を評価して対策の優先度を決めるボトムアップ型の手法である。上位の事象から原因を木構造で展開するFTAとは向きが逆である点を押さえたい。
出典:平成29年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問12(IPA)故障の予防を目的とした解析手法であるFMEAの説明はどれか。
正解:個々のシステム構成要素に起こり得る潜在的な故障モードを特定し、それらの影響度を評価する。
要点:FMEAは要素の故障モードから影響を評価するボトムアップ解析
FMEA(故障モード影響解析)は、構成要素ごとにどのような故障モードが起こり得るかを洗い出し、それが上位のシステムに与える影響と重大度を評価するボトムアップ型の解析手法である。故障が起きる前に弱点を特定して対策する、予防を目的とした手法である。
出典:令和4年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問10(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。