セッションフィクセーションとは?
セッションフィクセーションとは、攻撃者があらかじめ取得したセッションIDを被害者に使わせ、被害者がその状態でログインした後に、同じIDを用いてなりすます攻撃。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2021年度)。
せっしょんふぃくせーしょん
セッションフィクセーションの意味
攻撃者があらかじめ取得したセッションIDを被害者に使わせ、被害者がその状態でログインした後に、同じIDを用いてなりすます攻撃。
セッションフィクセーションの具体例
会員サイトがURLパラメータのセッションIDをそのまま受け入れており、攻撃者が用意したIDを含むリンクを踏んだ利用者がログインすると乗っ取られた。ログイン成功時にセッションIDを必ず再発行し、URL経由の受け渡しを廃止して塞いだ。
セッションフィクセーションは試験でどう引っ掛けられる?
「攻撃者がIDを盗む」のではなく「攻撃者が知っているIDを使わせる」点が特徴。認証成功時のセッションID再発行が決定的な対策になる。
セッションフィクセーションと関連する用語
セッションフィクセーションが出た過去問
セッションIDの固定化(Session Fixation)攻撃の手口はどれか。
正解:悪意のある者が正規のWebサイトから取得したセッションIDを,利用者のWebブラウザに送り込み,利用者がそのセッションIDでログインして,セッションがログイン状態に変わった後,利用者になりすます。
要点:既知のIDでログインさせ後からなりすます攻撃
セッションIDの固定化は、攻撃者があらかじめ入手した有効なセッションIDを利用者のブラウザに埋め込ませ、その利用者がそのIDのままログインするのを待つ攻撃です。ログイン後もIDが変わらなければ、同じIDを持つ攻撃者がなりすませます。対策はログイン成功時にセッションIDを再発行することです。
出典:平成29年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問5(IPA)安全なWebアプリケーションの作り方について,攻撃と対策の適切な組合せはどれか。
正解:SQLインジェクション ─ SQL文の組立てに静的プレースホルダを使用する。
要点:SQLインジェクション対策の本命は静的プレースホルダ
SQLインジェクションの根本対策は、SQL文の骨格をあらかじめ確定させ、値を後から安全に埋め込むプレースホルダの利用である。特に静的プレースホルダはデータベースエンジン側でSQL文を先に構文解析するため、値に何が入っても構文が変化せず、確実に攻撃を防げる。他の三つは、外部リソースの無制限な取り込み、状態変更へのGETの使用、セッションIDの固定化と、いずれも脆弱性を招く実装である。
出典:令和3年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。