ソフトウェア結合テストとは?
ソフトウェア結合テストとは、単体で確認済みのモジュールを組み合わせ、インタフェースの整合とモジュール間の動作を確かめる工程。上位から進めるトップダウン(スタブを使う)と、下位から進めるボトムアップ(ドライバを使う)がある。試験では工程の並びと、必要な補助部品の対応が問われる。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2025年度)。
そふとうぇあけつごうてすと
ソフトウェア結合テストの意味
単体で確認済みのモジュールを組み合わせ、インタフェースの整合とモジュール間の動作を確かめる工程。上位から進めるトップダウン(スタブを使う)と、下位から進めるボトムアップ(ドライバを使う)がある。試験では工程の並びと、必要な補助部品の対応が問われる。
ソフトウェア結合テストの具体例
外部の決済サービスと連携する部分は、相手の検証環境が使えるのが2週間後だったため、先にスタブで応答を模擬して自社側の分岐を確認し、接続可能になってから実機で再確認する2段構えにした。待ちの2週間を空費せず、工程の遅れを吸収できた。
ソフトウェア結合テストは試験でどう引っ掛けられる?
スタブとドライバの取り違えが定番。呼ばれる側の代役がスタブ、呼ぶ側の代役がドライバで、トップダウンにはスタブ、ボトムアップにはドライバが要る。またJIS X 0160では「ソフトウェア結合」と「ソフトウェア適格性確認」が別工程である点も混同しやすい。
ソフトウェア結合テストと関連する用語
ソフトウェア結合テストが出た過去問
システム開発で行うテストについて,テスト要求事項を定義するアクティビティと対応するテストの組合せのうち,適切なものはどれか。
正解:システム方式設計:システム結合テスト / ソフトウェア方式設計:ソフトウェア結合テスト / ソフトウェア詳細設計:ソフトウェアユニットテスト
要点:V字モデルでは設計と同じ粒度のテストが対応する
共通フレームでは、各設計アクティビティでその粒度に対応するテストの要求事項を定義します。システム方式設計にはシステム結合テスト、ソフトウェア方式設計にはソフトウェア結合テスト、ソフトウェア詳細設計にはソフトウェアユニットテストが対応し、V字モデルの左右が対称に対応します。
出典:平成28年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)図のような階層構造で設計及び実装した組込みシステムがある。このシステムの開発プロジェクトにおいて,デバイスドライバ層の単体テスト工程が未終了で,アプリケーション…
正解:トップダウンテスト
要点:下位が未完成ならスタブで補うトップダウン結合
上位のアプリケーション層とミドルウェア層が完成し、下位のデバイスドライバ層が未完了という状況では、未完成の下位モジュールをスタブで代替して上から順に結合していきます。これがトップダウンテストです。
出典:平成30年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)図のような階層構造で設計された組込みシステムがある。このシステムの開発プロジェクトにおいて,デバイスドライバ層の単体テスト工程が未終了で,アプリケーション層及び…
正解:トップダウンテスト
要点:下位が未完成なら上位から結合しスタブで代替する
上位のアプリケーション層とミドルウェア層の単体テストが済み、下位のデバイスドライバ層が未完了という状況では、上位から順に結合していくトップダウンテストが適する。未完成の下位モジュールは、決められた値を返すスタブで代替すればよい。逆に下位から積み上げるボトムアップテストでは、まさに未完成の層が起点となるため実施できない。
出典:令和7年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。