フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップとは?
フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップとは、これらはデータのバックアップを取得する方式の分類である。フルバックアップは、対象データの全体を毎回まるごとコピーする方式で、リストア時は1つのバックアップデータだけで復元できるため手順は単純だが、取得のたびに時間と保存容量を多く必要とする。差分バックアップは、直前のフルバックアップ以降に変更があった部分だけを毎回バックアップする方式で、リストア時にはフルバックアップと最新の差分バックアップの2つがあればよい。増分バックアップは、前回のバックアップ(フルまたは増分)以降の変更部分のみを都度バックアップする方式で、取得にかかる時間と容量は最も少ないが、リストア時にはフルバックアップと複数の増分バックアップをすべて順番に適用する必要があり、復元の手間はかかる。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2021年度)。
フルバックアップ・さぶんバックアップ・ぞうぶんバックアップ
フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップの意味
これらはデータのバックアップを取得する方式の分類である。フルバックアップは、対象データの全体を毎回まるごとコピーする方式で、リストア時は1つのバックアップデータだけで復元できるため手順は単純だが、取得のたびに時間と保存容量を多く必要とする。差分バックアップは、直前のフルバックアップ以降に変更があった部分だけを毎回バックアップする方式で、リストア時にはフルバックアップと最新の差分バックアップの2つがあればよい。増分バックアップは、前回のバックアップ(フルまたは増分)以降の変更部分のみを都度バックアップする方式で、取得にかかる時間と容量は最も少ないが、リストア時にはフルバックアップと複数の増分バックアップをすべて順番に適用する必要があり、復元の手間はかかる。
フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップの具体例
日曜日にフルバックアップを取得し、平日は毎日増分バックアップを取得しておくことで、日々のバックアップ時間を短縮しつつ、必要なときは日曜のフルバックアップから順に増分バックアップを適用して復元する。
フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップは試験でどう引っ掛けられる?
差分バックアップと増分バックアップは名前が似ているが、差分は「フルバックアップからの累積差分」、増分は「直前のバックアップからの変化分のみ」であり、リストアに必要なファイル数と手間が異なる点が問われやすい。
フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップと関連する用語
フルバックアップ・差分バックアップ・増分バックアップが出た過去問
データの追加・変更・削除が,少ないながらも一定の頻度で行われるデータベースがある。このデータベースのフルバックアップを磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍…
正解:ログ情報を用いて復旧するときの平均処理時間が約2倍になる。
要点:バックアップ間隔を延ばすとログ復旧時間が伸びる
フルバックアップの間隔を2倍にすると、1回あたりのデータ量や取得時間はデータベースの大きさで決まるためほとんど変わりません。変わるのは復旧時に適用するログの量で、直近のバックアップ以降の更新が平均して約2倍たまるため、ログを使った復旧時間が約2倍になります。
出典:平成29年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問24(IPA)データの追加・変更・削除が,少ないながらも一定の頻度で行われるデータベースがある。このデータベースのフルバックアップを磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍…
正解:復旧時に行うログ情報の反映の平均処理時間が約2倍になる。
要点:フルバックアップ間隔を延ばすと復旧時のログ反映が増える
フルバックアップの間隔を2倍にすると、前回のバックアップ以降に蓄積されるログの量が平均して約2倍になる。復旧時にはそのログを順に反映する必要があるため、反映処理の平均時間も約2倍になる。バックアップ1回あたりのデータ量や取得時間はデータベースの大きさで決まり、間隔を変えてもほとんど変わらない。
出典:令和1年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問24(IPA)ディスク障害時に,フルバックアップを取得してあるテープからディスクにデータを復元した後,フルバックアップ取得時以降の更新後コピーをログから反映させてデータベース…
正解:ロールフォワード
要点:ロールフォワードは更新後ログを反映して復旧する
ロールフォワードは、バックアップから復元した時点のデータベースに対し、以降のログに残る更新後の内容を順に反映して障害直前の状態まで進める回復方法である。媒体障害からの復旧に用いる。反対に更新前の内容を使って取消す処理がロールバックである。
出典:令和3年度 春期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問24(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。