流れ図・NSチャート・PADとは?
流れ図・NSチャート・PADとは、プログラムの処理手順を表す図法。流れ図(フローチャート)は矢印で制御を描くため任意のジャンプも書けてしまう。NSチャート(構造化チャート)とPADは箱の入れ子で構造を表し、goto的な飛び越しを図法として書けない点が特徴で、構造化プログラミングを図の側から強制する。
情報処理安全確保支援士試験の過去問では1回出題されています。
ながれずえぬえすちゃーとぴーえーでぃー
流れ図・NSチャート・PADの意味
プログラムの処理手順を表す図法。流れ図(フローチャート)は矢印で制御を描くため任意のジャンプも書けてしまう。NSチャート(構造化チャート)とPADは箱の入れ子で構造を表し、goto的な飛び越しを図法として書けない点が特徴で、構造化プログラミングを図の側から強制する。
流れ図・NSチャート・PADの具体例
三重のループの中から一気に抜ける処理を書くとき、流れ図では外へ矢印を伸ばせてしまうが、NSチャートでは入れ子の箱を突き破れないため、フラグや関数分割による構造化された表現に書き直さざるを得ない。結果として保守しやすい構造に誘導される。
流れ図・NSチャート・PADは試験でどう引っ掛けられる?
「NSチャートは流れ図より表現力が高い」は誤り。表現できる形を意図的に制限しているのが利点。またPADは木構造で右へ展開するため階層が見やすいが、記述量が横に伸びる。用途に応じた使い分けであって優劣の話ではない。
流れ図・NSチャート・PADと関連する用語
流れ図・NSチャート・PADが出た過去問
あるプログラムについて,流れ図で示される部分に関するテストケースを,判定条件網羅(分岐網羅)によって設定する。この場合のテストケースの組合せとして,適切なものは…
正解:(A=1, B=1), (A=7, B=1)
要点:分岐網羅は各判定の真と偽を一度ずつ通ればよい
判定条件網羅(分岐網羅)は、各判定について真と偽の双方を少なくとも一度ずつ通ることを求める基準である。設問の判定は二つの条件の論理和なので、両方の条件が成り立たない組合せで偽、少なくとも一方が成り立つ組合せで真となるようにテストケースを選べばよい。個々の条件の真偽をすべて試す条件網羅とは基準が異なる点に注意する。
出典:令和4年度 秋期 情報処理安全確保支援士試験 am2 問22(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。