システム化構想・システム化計画とは?
システム化構想・システム化計画とは、システム化構想は、経営上の課題や情報システム戦略を踏まえ、どのような情報システムを導入することで課題を解決するのか、その方向性・全体像を最上流の段階で描くこと。システム化計画は、その構想を受けて、対象業務範囲・スケジュール・投資予算・開発体制などを具体化した計画。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2017年度)。
しすてむかこうそう・しすてむかけいかく
システム化構想・システム化計画の意味
システム化構想は、経営上の課題や情報システム戦略を踏まえ、どのような情報システムを導入することで課題を解決するのか、その方向性・全体像を最上流の段階で描くこと。システム化計画は、その構想を受けて、対象業務範囲・スケジュール・投資予算・開発体制などを具体化した計画。
システム化構想・システム化計画の具体例
「顧客対応のスピードを上げたい」という経営課題に対し、まずは大枠の方向性(例:問い合わせ管理システムの刷新)を描き(システム化構想)、その後に対象業務範囲・開発スケジュール・予算・体制を具体化する(システム化計画)。
システム化構想・システム化計画は試験でどう引っ掛けられる?
順序は構想→計画→要件定義。経営課題と方向性・全体像だけなら「構想」、対象範囲や予算・体制・スケジュールまで具体化したら「計画」。求める機能や性能を明確にする要件定義はさらに後の工程で、企画には含まれない。
システム化構想・システム化計画と関連する用語
システム化構想・システム化計画が出た過去問
共通フレームによれば、企画プロセスにおいて明確にするものはどれか。
正解:経営・事業の目的及び目標を達成するために必要なシステムに関係する経営上のニーズ、システム化又はシステム改善を必要とする業務上の課題などの事項
要点:企画プロセスは経営ニーズと業務課題を明確にする
共通フレームの企画プロセスは、経営・事業の目的と目標を実現するために、どのようなシステムが必要かという経営上のニーズや業務上の課題を明らかにし、システム化構想とシステム化計画を立てる段階である。業務の新しい手順や責任・権限を定めるのは業務要件定義、システムの機能や方式を定めるのは要件定義から開発の段階であり、企画プロセスより後になる。
出典:平成28年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問49(IPA)共通フレーム2013によれば,企画プロセスで実施することはどれか。
正解:システム化計画の立案
要点:企画プロセスではシステム化構想と計画を立案する
共通フレーム2013の企画プロセスは、経営上のニーズを踏まえてシステム化の構想を立て、システム化計画を策定する段階である。要件の具体化はその後の要件定義プロセス以降で行う。
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問49(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。