データウェアハウスとOLAPとは?
データウェアハウスとOLAPとは、データウェアハウスは、複数の業務システムから集めた過去からの大量データを、分析目的で時系列に整理・蓄積する仕組み。OLAP(オンライン分析処理)は、そこに蓄積されたデータを、多次元的な切り口(時間・地域・商品など)で集計・分析する技術。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2025年度)。
でーたうぇあはうすとおーらっぷ
データウェアハウスとOLAPの意味
データウェアハウスは、複数の業務システムから集めた過去からの大量データを、分析目的で時系列に整理・蓄積する仕組み。OLAP(オンライン分析処理)は、そこに蓄積されたデータを、多次元的な切り口(時間・地域・商品など)で集計・分析する技術。
データウェアハウスとOLAPの具体例
「商品別×地域別×月別」の売上をさまざまな切り口で自在に集計・比較する分析は、OLAPの代表的な使い方(多次元分析)にあたる。
データウェアハウスとOLAPは試験でどう引っ掛けられる?
OLTP(日々の業務での更新処理)とOLAP(蓄積データの分析処理)を取り違えないこと。データウェアハウスは分析用で、時系列に蓄積し原則として更新・削除をしない(業務システムのように最新値へ上書きしない)点が要。またOLAPの操作名も混同しやすく、集計の粒度を細かくするのがドリルダウン、粗くするのがロールアップ、切り口の軸を入れ替えるのがダイシング/スライシング。特定部門向けに切り出した小規模なものはデータマートと呼び、データウェアハウスとは規模と対象範囲が違う。
データウェアハウスとOLAPと関連する用語
データウェアハウスとOLAPが出た過去問
企業の様々な活動を介して得られた大量のデータを整理・統合して蓄積しておき,意思決定支援などに利用するものはどれか。
正解:データウェアハウス
要点:データウェアハウスは意思決定支援のためにデータを統合蓄積する
データウェアハウスは、業務システムに散在する大量のデータを時系列に整理・統合して蓄積し、分析や意思決定支援に用いるためのデータベースである。日々の処理のためではなく、分析のために作られる点が特徴である。
出典:平成28年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問44(IPA)ビッグデータの活用例として、大量のデータから統計学的手法などを用いて新たな知識(傾向やパターン)を見つけ出すプロセスはどれか。
正解:データマイニング
要点:データマイニングは大量データから傾向や規則を発掘する
データマイニングは、蓄積された大量のデータに統計的手法や機械学習を適用し、人が気付いていない相関や傾向、パターンといった知識を掘り出すプロセスである。データを蓄積する基盤であるデータウェアハウスとは役割が異なり、分析の対象と手段の関係にある。
出典:平成29年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問45(IPA)企業全体で使用するデータを統合・整理したデータウェアハウスから、特定の分析目的のためにデータを加工して構築したものはどれか。
正解:データマート
要点:データマートはDWHから目的別に切り出した分析用データ集合
データマートは、データウェアハウスに統合されたデータから、特定の部門や分析目的に必要な範囲を抽出・加工して構築した小規模なデータベースです。利用目的が絞られているため、分析の応答性が高く扱いやすくなります。
出典:令和7年度 (公開問題) 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問11(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。