共連れ(テールゲート)とは?
共連れ(テールゲート)とは、認証を受けた人がドアを開けた際に、認証を受けていない別の人がそれに便乗して一緒に入室してしまうこと。入退室管理の仕組みがあっても、この行為で実質的に無効化されてしまう。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2023年度)。
ともづれ
共連れ(テールゲート)の意味
認証を受けた人がドアを開けた際に、認証を受けていない別の人がそれに便乗して一緒に入室してしまうこと。入退室管理の仕組みがあっても、この行為で実質的に無効化されてしまう。
共連れ(テールゲート)の具体例
社員証をかざしてドアを開けた社員のすぐ後ろに、認証していない人物がついて一緒に入室してしまい、記録上は入室していないはずの人物が室内にいる状態になる。
共連れ(テールゲート)は試験でどう引っ掛けられる?
システム上の対策(認証装置の設置)だけでは防げず、フラッパーゲートのような物理的な機構や、利用者の意識づけが必要になる点が問われる。
共連れ(テールゲート)と関連する用語
共連れ(テールゲート)が出た過去問
入室時と退室時にIDカードを用いて認証を行い,入退室を管理する。このとき,入室時の認証に用いられなかったIDカードでの退室を許可しない,又は退室時の認証に用いら…
正解:アンチパスバック
要点:アンチパスバックは入退室記録の整合を求め不正通行を拒否する
アンチパスバックは、入室記録のないIDカードでの退室や、退室記録のないカードでの再入室を拒否する制御である。共連れで入った者がカードだけ使って正規に退室する、といったなりすましや貸し借りを防ぐ効果がある。
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問15(IPA)入室時と退室時にIDカードを用いて認証を行い、入退室を管理する。このとき、入室時の認証に用いられなかったIDカードでの退室を許可しない、又は退室時の認証に用いら…
正解:アンチパスバック
要点:アンチパスバックは入室記録のないカードでの退室を認めない
アンチパスバックは、入室の記録がないIDカードでの退室、あるいは退室の記録がないカードでの再入室を拒否する仕組みである。これにより、1枚のカードを共連れの相手に渡して使い回すといった不正を防げる。入退室の記録が対になっているかどうかを判定している点が特徴である。
出典:令和1年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問13(IPA)A社は、高級家具を販売する企業である。A社は2年前に消費者に直接通信販売する新規事業を開始した。それまでA社は、個人情報はほとんど取り扱っていなかったが、通信販…
正解:(二),(七)
要点:共連れは認証強化でなく注意喚起と相互牽制で抑える
共連れは、認証済みの人に続いて未認証の人が入室してしまう人的な問題であり、認証方式を強化しても入室そのものを止められない。有効なのは、共連れの危険を知らせて意識づけを行うことと、見かけた際に従業員同士で注意し合うことである。年1回の映像確認では抑止も発見も遅く、アンチパスバックの導入場所も対象エリアと異なる。
出典:令和4年度 s 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問53(IPA)入室時と退室時にIDカードを用いて認証を行い,入退室を管理する。このとき,入室時の認証に用いられなかったIDカードでの退室を許可しない,又は退室時の認証に用いら…
正解:アンチパスバック
要点:アンチパスバックは入退室記録の対応をみてカードの使い回しを防ぐ
アンチパスバックは、入室記録のないIDカードでの退室や、退室記録のないカードでの再入室を拒否する仕組みです。入室と退室の記録が対になっているかを判定するため、1枚のカードを他人に渡して使い回すような不正を防げます。共連れそのものを物理的に防ぐ設備とは考え方が異なります。
出典:令和5年度 (公開問題) 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問2(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。