閾値・アラートとは?
閾値・アラートとは、資源使用率や応答時間があらかじめ定めた水準を超えたときに通知する仕組み。上限に達してからでは手遅れになるため、余裕を持った水準に設定する。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では4回出題されています(2018年度〜2023年度)。
しきいち・あらーと
閾値・アラートの意味
資源使用率や応答時間があらかじめ定めた水準を超えたときに通知する仕組み。上限に達してからでは手遅れになるため、余裕を持った水準に設定する。
閾値・アラートの具体例
ディスク使用率80%で警告、90%で重大警告を出し、増設のリードタイムを確保する。
閾値・アラートは試験でどう引っ掛けられる?
オンラインシステムの容量・能力の監視では、日中のピーク時間帯を含む代表的な時間帯のデータで評価する必要がある。1日平均や夜間を含めた平均値で判断すると、ピーク時の不足を見落とす。
閾値・アラートと関連する用語
閾値・アラートが出た過去問
従量課金制のクラウドサービスにおけるEDoS(Economic Denial of Service,又はEconomic Denial of Sustainab…
正解:クラウドサービス利用者の経済的な損失を目的に,リソースを大量消費させる攻撃
要点:EDoSは従量課金を膨らませて経済的損失を与える攻撃
EDoS攻撃は、従量課金制のクラウドで大量のリソースを消費させ、利用者に高額な課金を発生させて経済的損害を与える攻撃である。従来のDoS攻撃がサービス停止を狙うのに対し、EDoSはサービスが自動的にスケールして動き続けるがゆえに請求額が膨らむ点を突く。オートスケールの上限設定や課金アラートが対策となる。
出典:平成30年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問23(IPA)バイオメトリクス認証システムの判定しきい値を変化させるとき,FRR(本人拒否率)とFAR(他人受入率)との関係はどれか。
正解:FRRを減少させると,FARは増大する。
要点:FRRとFARはしきい値を介したトレードオフの関係
生体認証では、判定に用いるしきい値を緩めれば本人が拒否されにくくなる(FRRが下がる)が、その分だけ他人も受け入れやすくなる(FARが上がる)。両者はしきい値を介したトレードオフの関係にあり、双方が等しくなる点はEER(等価エラー率)と呼ばれ、システムの精度比較に用いられる。
出典:平成30年度 春期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問22(IPA)A社は、分析・計測機器などの販売及び機器を利用した試料の分析受託業務を行う分析機器メーカーである。A社では、図1の“情報セキュリティリスクアセスメント手順”に従…
正解:a1=0, a2=2, a3=2, a4=8
要点:重要度は機密性・完全性・可用性の評価値の最大値
自社Webサイトの掲載情報は公開情報なので機密性は0である。一方、掲載しているのは製品の機能説明や操作マニュアルであり、改ざんされれば顧客の利用に大きな影響が及ぶため完全性は2となる。重要度は機密性0・完全性2・可用性2の最大値で2、リスク値は重要度2×脅威2×脆弱性2=8である。
出典:令和4年度 s 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問50(IPA)A社は,分析・計測機器などの販売及び機器を利用した試料の分析受託業務を行う分析機器メーカーである。A社では,次の“情報セキュリティリスクアセスメント手順”に従い…
正解:(一),(三)
要点:リスク値は重要度×脅威×脆弱性、しきい値超えだけ対応する
重要度は機密性・完全性・可用性の評価値の最大値なので、四つの情報資産はいずれも重要度2になります。リスク値は重要度×脅威×脆弱性で求めるため、(一)は2×2×2=8、(二)は2×1×1=2、(三)は2×2×2=8、(四)は2×2×1=4です。しきい値5を超えるのは(一)と(三)なので、この二つが保有以外のリスク対応を要します。
出典:令和5年度 (公開問題) 情報セキュリティマネジメント試験 kamokuAB 問13(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。