ITガバナンスとは?
ITガバナンスとは、経営陣がITの利活用を方向づけ、監視し、評価する仕組みと責任。ITへの投資が経営目標に貢献しているか、リスクが許容範囲に収まっているかを経営が判断する。実務を回す「マネジメント」の上位にあり、責任主体が経営陣である点が重要。
情報セキュリティマネジメント試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2018年度)。
あいてぃーがばなんす
ITガバナンスの意味
経営陣がITの利活用を方向づけ、監視し、評価する仕組みと責任。ITへの投資が経営目標に貢献しているか、リスクが許容範囲に収まっているかを経営が判断する。実務を回す「マネジメント」の上位にあり、責任主体が経営陣である点が重要。
ITガバナンスの具体例
取締役会が「3年以内に基幹業務をクラウドへ移す」方針を決め、四半期ごとに進捗と情報漏えいリスクの報告を受け、必要なら投資額や計画を見直す。この一連の関与がITガバナンスである。
ITガバナンスは試験でどう引っ掛けられる?
情報システム部門が主体という誤解が多い。方向づけと監視は経営陣の責務で、システム部門は実行を担うマネジメント側。「誰が責任を負うか」で選択肢を切り分ける。
ITガバナンスと関連する用語
ITガバナンスが出た過去問
システム監査基準(平成16年)における,組織体がシステム監査を実施する目的はどれか。
正解:情報システムにまつわるリスクに対するコントロールの整備・運用状況を評価し,改善につなげることによって,ITガバナンスの実現に寄与する。
要点:システム監査はコントロールを評価しITガバナンスに寄与する
システム監査は、情報システムにまつわるリスクに対するコントロールが適切に整備・運用されているかを独立した立場で評価し、問題があれば改善につなげることを目的とする。これによりITガバナンスの実現に寄与する。
出典:平成29年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問39(IPA)JIS Q 27014:2015(情報セキュリティガバナンス)における,情報セキュリティガバナンスの範囲とITガバナンスの範囲に関する記述のうち,適切なものはど…
正解:情報セキュリティガバナンスの範囲とITガバナンスの範囲は重複する場合がある。
要点:情報セキュリティガバナンスとITガバナンスは一部が重複する
情報セキュリティガバナンスはIT以外の資産(紙媒体、人、施設など)も対象に含むため、ITガバナンスの範囲に完全には収まらない。一方でITガバナンスにも情報セキュリティ以外の観点(投資対効果、サービス品質など)があるため、どちらか一方が他方を包含する関係にもならない。両者は一部が重なり合う関係にある。
出典:平成30年度 秋期 情報セキュリティマネジメント試験 午前 問8(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。