職務の分離とは?
職務の分離とは、一人の担当者が不正や誤りを単独で実行し、かつ隠蔽できないよう、相反する職務を別の担当者に割り当てること。IT運用では、開発担当と本番運用担当、申請者と承認者、システム管理者とログ監査者を分けるのが典型。
ITサービスマネージャ試験の過去問では1回出題されています。
しょくむのぶんり
職務の分離の意味
一人の担当者が不正や誤りを単独で実行し、かつ隠蔽できないよう、相反する職務を別の担当者に割り当てること。IT運用では、開発担当と本番運用担当、申請者と承認者、システム管理者とログ監査者を分けるのが典型。
職務の分離の具体例
開発者に本番環境への直接の反映権限を与えず、リリース作業と本番アクセス権限は運用担当が持つ。
職務の分離は試験でどう引っ掛けられる?
開発者が本番データを自由に更新できる状態は職務分離の不備の典型例。緊急時に開発者へ一時的な権限を与える場合は、期限付き付与と操作ログの事後確認をセットにする。
職務の分離と関連する用語
職務の分離が出た過去問
内部統制としての効果的な職務の分離の例として、最も適切なものはどれか。
正解:開発部門のプログラマが運用部門のオペレータを兼務しない。
要点:職務の分離の要は開発と運用を同一人に持たせないこと
職務の分離は、一人が業務の実行と検証の両方を握らないようにして、不正や誤りを防ぐ統制である。システム開発者が本番運用の操作権限も持つと、自分が作り込んだ変更を検証なしに本番へ反映できてしまうため、開発と運用の兼務禁止が典型的で効果的な分離となる。
出典:平成29年度 秋期 ITサービスマネージャ試験 am2 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。