ファブレス・EMS・ODM・OEMとは?
ファブレス・EMS・ODM・OEMとは、ファブレスは自社で生産設備を持たず、企画・設計・販売に特化する形態。EMS(Electronics Manufacturing Service)は生産設備を保有し、電子機器の製造を他社から受託するサービス。ODM(Original Design Manufacturing)は受託側が設計から製造までを担い、委託側は自社ブランドで販売する。OEMは委託側の設計に基づき受託側が製造する。
ITストラテジスト試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2025年度)。
ふぁぶれす・いーえむえす・おーでぃーえむ・おーいーえむ
ファブレス・EMS・ODM・OEMの意味
ファブレスは自社で生産設備を持たず、企画・設計・販売に特化する形態。EMS(Electronics Manufacturing Service)は生産設備を保有し、電子機器の製造を他社から受託するサービス。ODM(Original Design Manufacturing)は受託側が設計から製造までを担い、委託側は自社ブランドで販売する。OEMは委託側の設計に基づき受託側が製造する。
ファブレス・EMS・ODM・OEMの具体例
半導体設計会社が製造をファウンドリに委託するのがファブレス。家電量販店のプライベートブランド機器を、設計まで含めて受託メーカが担うのがODM。
ファブレス・EMS・ODM・OEMは試験でどう引っ掛けられる?
設計を「誰が」担うかが分かれ目。ODMは受託側が設計まで、OEMは委託側の設計どおりに製造する。
ファブレス・EMS・ODM・OEMと関連する用語
ファブレス・EMS・ODM・OEMが出た過去問
EMS(Electronics Manufacturing Services)の説明として、適切なものはどれか。
正解:生産設備をもつ企業が、他社からの委託を受けて電子機器を製造する。
要点:EMSは生産設備をもつ企業による電子機器の製造受託サービス
EMSは、自社で生産設備を保有し、他社(電子機器メーカ)から委託を受けて電子機器の製造を請け負う事業形態である。委託側は設備投資を抑えて設計・販売に集中でき、EMS側は複数社の受注を集約して量産効果を得られる。設計まで受託する場合はODM、設計のみを担う場合はデザインハウスと呼び分けられる。
出典:令和1年度 秋期 ITストラテジスト試験 am2 問4(IPA)ODMにおける委託者と受託者の役割分担として、適切なものはどれか。
正解:設計:受託者、製造:受託者、販売:委託者
要点:ODMは受託者が設計と製造、委託者が販売を担う
ODM(Original Design Manufacturing)は、受託者が設計から製造までを担い、委託者は自社ブランドを付けて販売に専念する形態である。製造のみを請け負うEMSやOEMと異なり、設計まで受託側が行う点が特徴で、委託者は開発負担を抑えて短期間で製品を市場投入できる。
出典:令和7年度 春期 ITストラテジスト試験 am2 問5(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。