オンプレミスとは?
オンプレミスとは、サーバやソフトウェアを自社が保有する設備内に設置して運用する形態。クラウドサービス利用との対比で使われる語で、機器構成やセキュリティ設定を自社で細かく制御できる一方、購入費・設置場所・運用要員を自前で用意する必要がある。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2023年度〜2025年度)。
おんぷれみす
オンプレミスの意味
サーバやソフトウェアを自社が保有する設備内に設置して運用する形態。クラウドサービス利用との対比で使われる語で、機器構成やセキュリティ設定を自社で細かく制御できる一方、購入費・設置場所・運用要員を自前で用意する必要がある。
オンプレミスの具体例
法令で保管場所が限定されるデータを扱うため、自社データセンタにサーバを設置して運用する。導入時に数千万円の設備投資(資本的支出)が発生し、以後は保守契約と運用要員の人件費が固定的にかかる。
オンプレミスは試験でどう引っ掛けられる?
ハウジングサービスは自社機器を事業者の施設に預ける形態で、機器の所有は自社だがオンプレミスとは区別して問われる。費用面では、クラウドが従量課金の経費、オンプレミスが初期投資中心という違いが定番。
オンプレミスと関連する用語
オンプレミスが出た過去問
A社は、自社がオンプレミスで運用している業務システムを、クラウドサービスへ段階的に移行する。段階的移行では、初めにネットワークとサーバをIaaSに移行し、次に全…
正解:IaaSへの移行によって不要:②、③、PaaSへの移行によって不要:④
要点:クラウドの責任分界に沿って、事業者側に移る作業が消える
IaaSではハードウェアと仮想サーバの基盤を事業者が運用するため、物理サーバの起動停止操作や保守ランプの目視監視は不要になる。さらにPaaSへ移すとミドルウェアの管理も事業者側の責任範囲となるため、パッチ適用が不要になる。業務システム自体のジョブ監視は利用者の責任として残る。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問57(IPA)A社は,自社がオンプレミスで運用している業務システムを,クラウドサービスへ段階的に移行する。段階的移行では,初めにネットワークとサーバをIaaSに移行し,次に全…
正解:IaaSへの移行によって不要となる作業:②,③/PaaSへの移行によって不要となる作業:④
要点:IaaSでハードウェア運用、PaaSでOS・ミドルウェア運用が事業者側に移る
IaaSでは物理的なハードウェアと仮想化基盤を事業者が持つため、物理サーバの起動・停止操作や、機器の保守ランプを目視で確認する作業は利用者側で不要になる。次にPaaSへ移行するとOSやミドルウェアの管理も事業者側になるので、ミドルウェアへのパッチ適用が不要になる。一方、業務アプリのバッチジョブ監視はどちらの移行でも利用者の責任として残る。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問56(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。