キャパシティ管理とは?
キャパシティ管理とは、現在および将来のサービス需要に見合うだけの処理能力(サーバー性能、回線容量など)を確保し、過不足なく維持するプロセス。オンラインシステムの利用状況を継続的に監視し、将来の需要予測に基づいて増強のタイミングを計画する。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2020年度〜2025年度)。
きゃぱしてぃかんり
キャパシティ管理の意味
現在および将来のサービス需要に見合うだけの処理能力(サーバー性能、回線容量など)を確保し、過不足なく維持するプロセス。オンラインシステムの利用状況を継続的に監視し、将来の需要予測に基づいて増強のタイミングを計画する。
キャパシティ管理の具体例
利用者数の増加傾向を分析し、将来的にサーバーの処理能力が不足しそうな時期を予測して、増強のタイミングを計画する。監視は特定のピーク時間帯だけでなく、傾向を把握できる期間で継続的に行う必要がある。
キャパシティ管理は試験でどう引っ掛けられる?
可用性管理と取り違えやすい。可用性管理は「止まらずに使えるか」を扱い、キャパシティ管理は「必要な処理能力があるか」を扱う。応答が遅いだけで停止していない状態はキャパシティ側の問題。また特定のピーク時間帯の値だけで判断せず、傾向を追える期間で継続的に測る点も問われる。
キャパシティ管理と関連する用語
キャパシティ管理が出た過去問
サービスマネジメントの容量・能力管理における、オンラインシステムの容量・能力の利用の監視についての注意事項のうち、適切なものはどれか。
正解:応答時間やCPU使用率などの複数の測定項目を定常的に監視する。
要点:容量・能力管理は複数指標を平常時から継続監視する
容量・能力管理では、性能が悪化する前に傾向をつかむことが目的なので、応答時間やCPU使用率、メモリ使用率、回線使用率といった複数の指標を平常時から継続して監視する。単一の指標や事後の記録だけでは、需要増加の兆候を早期に捉えられない。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問57(IPA)キャパシティプランニングの目的の一つに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
正解:システムの現在の応答時間を調査して、長期的に監視することによって、将来を含めて応答時間を維持することである。
要点:キャパシティ管理は将来の業務量を見越して性能を維持する
キャパシティプランニングは、現在の性能や資源の使用状況を継続的に測定・監視し、将来の業務量の増加を予測して必要な資源を計画的に確保する活動である。目的は目先の性能改善ではなく、将来にわたって要求される応答時間やスループットを維持できるようにすることにある。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問14(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。