サンドボックスとEDRとは?
サンドボックスとEDRとは、サンドボックスは隔離環境で検体を実行し、挙動から悪性かを判定する仕組み。EDR(Endpoint Detection and Response)は端末上の操作を継続的に記録し、侵入後の不審な連鎖を検知して隔離・調査までを担う。侵入前提の設計を支える技術。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2019年度)。
さんどぼっくすといーでぃーあーる
サンドボックスとEDRの意味
サンドボックスは隔離環境で検体を実行し、挙動から悪性かを判定する仕組み。EDR(Endpoint Detection and Response)は端末上の操作を継続的に記録し、侵入後の不審な連鎖を検知して隔離・調査までを担う。侵入前提の設計を支える技術。
サンドボックスとEDRの具体例
添付ファイルを仮想環境で開き、外部通信やレジストリ変更が起きれば遮断する。すり抜けた場合もEDRが「文書アプリがPowerShellを起動し外部へ接続した」という親子関係を記録しており、端末をネットワークから隔離しつつ影響範囲を追跡できる。
サンドボックスとEDRは試験でどう引っ掛けられる?
サンドボックスは万能ではなく、実行を遅延させる・仮想環境を検知して動かないといった回避手法がある。またEDRは検知と対応が主目的で、感染を未然に防ぐEPP(従来型の防御)とは役割が異なる点を区別する。
サンドボックスとEDRと関連する用語
サンドボックスとEDRが出た過去問
サンドボックス機構に該当するものはどれか。
正解:不正な動作の可能性があるプログラムを特別な領域で動作させることによって、他の領域に悪影響が及ぶのを防ぐ。
要点:サンドボックスは隔離領域で実行し影響の波及を防ぐ
サンドボックスは、信頼できないプログラムを他の資源から隔離された保護領域の中だけで動かす仕組みです。ファイルやレジストリ、ネットワークへのアクセスを制限した状態で実行するため、たとえマルウェアであっても本体のシステムへ被害が及びません。未知の検体の挙動を安全に観察する動的解析にも用いられます。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問44(IPA)情報セキュリティにおけるサンドボックスの説明はどれか。
正解:不正な動作をする可能性があるプログラムを特別な領域で動作させることによって、他の領域に悪影響が及ぶのを防ぐ。
要点:サンドボックスは隔離環境で実行し影響の波及を防ぐ仕組み
サンドボックスは、疑わしいプログラムをファイルシステムやネットワークへのアクセスを制限した隔離環境で動かし、その挙動を観察したり被害を封じ込めたりする仕組みである。万一そのプログラムが不正な動作をしても、隔離された領域の外へ影響が及ばないようにする点が要点である。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問43(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。