セキュリティ対策技術の基礎(ファイアウォール・パッチ・バックアップ)とは?
セキュリティ対策技術の基礎(ファイアウォール・パッチ・バックアップ)とは、ファイアウォール(内部・外部ネットワークの境界で不正な通信を遮断する)、パッチ(ソフトウェアの脆弱性を修正するプログラム、ゼロデイ攻撃はこの適用前の空白期間を狙う)、バックアップ(データの複製を別途保存しランサムウェア被害等からの復旧手段とする)といった基礎的な対策技術。応用情報ではこの基礎の上に、WAF・IDS/IPS・SIEM・ペネトレーションテストなど、より専門的な対策の使い分けが問われる。
応用情報技術者試験の過去問では28回出題されています(2016年度〜2025年度)。
せきゅりてぃたいさくぎじゅつのきそ
セキュリティ対策技術の基礎(ファイアウォール・パッチ・バックアップ)の意味
ファイアウォール(内部・外部ネットワークの境界で不正な通信を遮断する)、パッチ(ソフトウェアの脆弱性を修正するプログラム、ゼロデイ攻撃はこの適用前の空白期間を狙う)、バックアップ(データの複製を別途保存しランサムウェア被害等からの復旧手段とする)といった基礎的な対策技術。応用情報ではこの基礎の上に、WAF・IDS/IPS・SIEM・ペネトレーションテストなど、より専門的な対策の使い分けが問われる。
セキュリティ対策技術の基礎(ファイアウォール・パッチ・バックアップ)の具体例
パッチを速やかに適用して既知の脆弱性を塞ぐことと、万一の感染に備えて定期的にバックアップを取ることは、いずれも基本かつ有効な対策として組み合わせて実施される。
セキュリティ対策技術の基礎(ファイアウォール・パッチ・バックアップ)は試験でどう引っ掛けられる?
ゼロデイ攻撃は修正プログラムが提供される前の期間を狙う攻撃なので、「パッチを迅速に適用する」ことでは防げない(防げるのは既知の脆弱性を突く攻撃)。またファイアウォールはIPアドレスとポート番号で通信を制御する仕組みで、許可したポートを通る通信の中身は検査しないため、Webアプリへの攻撃やマルウェア本体は止められない。バックアップも、常時接続された同一ネットワーク上に置くとランサムウェアに一緒に暗号化されるため、隔離した世代管理が要る。
セキュリティ対策技術の基礎(ファイアウォール・パッチ・バックアップ)と関連する用語
セキュリティ対策技術の基礎(ファイアウォール・パッチ・バックアップ)が出た過去問
ITサービスマネジメントにおいて、災害による重大なサービス停止に関する事業影響度分析は、どのプロセスで実施するか。
正解:サービス継続及び可用性管理
要点:事業影響度分析はサービス継続及び可用性管理で行う
災害などによる重大なサービス停止が事業に与える影響を分析し、復旧の優先順位や目標復旧時間を定めるのは、サービス継続及び可用性管理のプロセスです。ここで得た事業影響度分析の結果をもとに、継続計画や冗長構成、バックアップの方針を決めます。個別の障害への即応はインシデント管理、根本原因の究明は問題管理が担います。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問56(IPA)次の処理条件で磁気ディスクに保存されているファイルを磁気テープにバックアップするとき、バックアップの運用に必要な磁気テープは最少で何本か。 〔処理条件〕 (1)…
正解:14
要点:復元にはフルと差分が対で必要、保持月数分だけ確保する
復元には対象月のフルバックアップと、その月の差分バックアップの両方が必要です。6か月前の同一日まで遡れるようにするには、当月と過去6か月分、すなわち7か月分を保持しなければなりません。フルバックアップは1回1本で7本、差分バックアップは1か月1本で7本となり、合計14本が最少です。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問57(IPA)バックアップ処理には、フルバックアップ方式と差分バックアップ方式がある。差分バックアップ方式による運用に関する記述のうち、適切なものはどれか。
正解:フルバックアップのデータで復元した後に、差分バックアップのデータを反映させて復旧する。
要点:差分バックアップの復旧はフル復元の後に差分を反映する
差分バックアップは、直前のフルバックアップ以降に変更された分だけを取得する方式である。復旧の際はまずフルバックアップで復元し、その上に差分バックアップを反映させて最新の状態に戻す。取得は速いが、復旧にはフルと差分の両方が必要になる。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問56(IPA)次の処理条件で磁気ディスクに保存されているファイルを磁気テープにバックアップするとき、バックアップの運用に必要な磁気テープは最少で何本か。 〔処理条件〕 (1)…
正解:14
要点:6か月前の同一日まで復元するには当月含め7か月分を保持する
常に6か月前の同一日以降の任意の日の状態に復元できるようにするには、当月を含めて7か月分のバックアップを保持しておく必要がある。フルバックアップは月に1本、差分バックアップも月に1本使うので、7×2=14本が最少となる。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問56(IPA)次の処理条件で磁気ディスクに保存されているファイルを磁気テープにバックアップするとき、バックアップの運用に必要な磁気テープは最少で何本か。〔処理条件〕(1) 毎…
正解:14
要点:差分方式の復元にはその月のフルと差分が対で要る
指定日の状態に戻すには、その月のフルバックアップと、同じ月の差分バックアップの両方が必要になる。6か月前の同一日まで復元できるようにするには、当月を含めて7か月分を保持しなければならない。フルと差分を各月1本ずつ持つので、7×2=14本が最少となる。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。