チェックポイント・リスタート方式とは?
チェックポイント・リスタート方式とは、長時間処理の途中で、処理位置と作業状態を定期的に記録しておき、障害時にはその地点から再開する方式。再実行時間を短縮できる一方、記録のたびに負荷がかかるため、取得間隔は「再実行に許される時間」と「取得コスト」の釣り合いで決める。
応用情報技術者試験の過去問では11回出題されています(2016年度〜2025年度)。
ちぇっくぽいんとりすたーとほうしき
チェックポイント・リスタート方式の意味
長時間処理の途中で、処理位置と作業状態を定期的に記録しておき、障害時にはその地点から再開する方式。再実行時間を短縮できる一方、記録のたびに負荷がかかるため、取得間隔は「再実行に許される時間」と「取得コスト」の釣り合いで決める。
チェックポイント・リスタート方式の具体例
6時間かかる夜間バッチで30分ごとにチェックポイントを取れば、最悪でも30分ぶんの再実行で済む。取得1回あたり20秒かかるなら、全体で約4分の増加にとどまり、朝の締切に間に合わせる観点では十分に見合う。
チェックポイント・リスタート方式は試験でどう引っ掛けられる?
間隔を短くするほど復旧は速くなるが、取得負荷で通常処理そのものが遅くなる。目標復旧時間だけを見て「間隔は短いほどよい」と結論づける選択肢は誤り。
チェックポイント・リスタート方式と関連する用語
チェックポイント・リスタート方式が出た過去問
クラウドサービスの導入検討プロセスに対するシステム監査において,クラウドサービス上に保存されている情報の消失の予防に関するチェックポイントとして,適切なものはど…
正解:クラウドサービスを提供する事業者に信頼が置け,かつ,事業やサービスが継続して提供されるかどうかが検討されているか。
要点:クラウド上の情報消失予防は事業者の継続性の確認が要点
クラウド上の情報消失を防ぐ観点では、預けた先の事業者が信頼でき、サービスが継続して提供されるかが要点になる。事業者の撤退や倒産はデータそのものを失う直接の原因となるため、導入検討の段階で見極める必要がある。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問58(IPA)在庫管理システムを対象とするシステム監査において、当該システムに記録された在庫データの網羅性のチェックポイントとして、適切なものはどれか。
正解:入庫及び出庫記録に対して、自動的に連番を付与していること
要点:網羅性は連番付与による欠番・重複チェックで確認する
網羅性とは、発生した取引が漏れなく記録されていることをいう。入庫・出庫の記録に自動で連番を付与しておけば、番号の欠落や重複から記録漏れ・二重記録を検出できるため、網羅性を確かめるチェックポイントとして適切である。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問60(IPA)システム監査において,ペネトレーションテストが最も適合するチェックポイントはどれか。
正解:ネットワークへのアクセスコントロールが有効に機能しているか。
要点:ペネトレーションテストは侵入試行でアクセス制御の有効性を検証。
ペネトレーションテストは、攻撃者の視点で実際に侵入を試み、防御が突破できるかどうかを確かめるテストである。ネットワークのアクセス制御が意図どおりに機能し、許可されていない経路からの侵入を阻止できているかを検証する場面に最も適合する。物理的な入退室管理や入力の正確性の確認には向かない。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問59(IPA)クラウドサービスの導入検討プロセスに対するシステム監査において、クラウドサービス上に保存されている情報の消失の予防に関するチェックポイントとして、最も適切なもの…
正解:クラウドサービスを提供する事業者に信頼が置け、かつ、事業やサービスが継続して提供されるかどうかが検討されているか。
要点:クラウドでの情報消失予防は、事業者の信頼性と事業継続性の確認が要
クラウド上のデータは事業者の設備に預けられるため、事業者が撤退・破綻したりサービスを終了したりすると、保存した情報を取り出せず失うおそれがあります。したがって導入検討の段階で、事業者の信頼性と事業・サービスの継続性を確認しているかが、情報消失の予防として最も重要な着眼点になります。
出典:令和1年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問58(IPA)システム管理基準(令和5年)における,ユーザ受入テストに関する監査のチェックポイントとして,適切なものはどれか。
正解:構築された情報システムに,業務要件が適切に反映されていることを確認するために,利用者の立場からテストされていること
要点:ユーザ受入テストは業務要件の充足を利用者の立場で確認する
ユーザ受入テストは、出来上がった情報システムが業務要件を満たしているかを、開発側ではなく利用者の立場から確認するテストである。したがって監査のチェックポイントも、業務要件が適切に反映されているかを利用者の視点で検証しているか、という点になる。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問60(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。