RTO・RPO・RLOとは?
RTO・RPO・RLOとは、障害発生時の復旧目標を表す3つの指標。RTO(目標復旧時間)は障害発生からサービスを復旧させるまでの目標時間、RPO(目標復旧時点)はどの時点のデータまで復旧できるようにするかの目標、RLO(目標復旧レベル)は復旧時にどの程度の機能・性能レベルまで回復させるかの目標を表す。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2022年度〜2024年度)。
あーるてぃーおー・あーるぴーおー・あーるえるおー
RTO・RPO・RLOの意味
障害発生時の復旧目標を表す3つの指標。RTO(目標復旧時間)は障害発生からサービスを復旧させるまでの目標時間、RPO(目標復旧時点)はどの時点のデータまで復旧できるようにするかの目標、RLO(目標復旧レベル)は復旧時にどの程度の機能・性能レベルまで回復させるかの目標を表す。
RTO・RPO・RLOの具体例
「RTOは3時間以内、RPOは12時間前まで」と定めた場合、障害発生から3時間以内にサービスを再開し、失われるデータは最大でも12時間分に抑えられるようバックアップ間隔を設計する必要がある。RLOでは「まず主要機能のみ50%の処理能力で復旧し、その後100%へ戻す」といった段階的な目標を定める場合もある。
RTO・RPO・RLOは試験でどう引っ掛けられる?
RTOは「時間の長さ」、RPOは「データの遡り幅」、RLOは「復旧する機能・性能の水準」という、着目する対象の違いを混同しやすい。
RTO・RPO・RLOと関連する用語
RTO・RPO・RLOが出た過去問
あるシステムにおけるデータ復旧の要件が次のとおりであるとき、データのバックアップは最長で何時間ごとに取得する必要があるか。〔データ復旧の要件〕・RTO(目標復旧…
正解:12
要点:バックアップ間隔の上限は許容データ損失量を示すRPO
RPOは、障害時にどの時点までのデータを復旧できればよいかを示す目標であり、最大でどれだけのデータ喪失を許容するかを表す。RPOが12時間前ということは、直近12時間分のデータ喪失までは許容されるので、バックアップの間隔は最長12時間でよい。RTOは復旧までにかかる時間の目標であり、取得間隔の決定には直接関わらない。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)サービスマネジメントにおいて、中断したサービスを復旧させるときの目標を定めた指標に、RTO(目標復旧時間)、RPO(目標復旧時点)及びRLO(目標復旧レベル)が…
正解:サービスの中断から1日以内に、中断したサービスのうちの重要なサービスに限定してサービスを復旧する。
要点:RTOは復旧までの時間、RPOは戻す時点、RLOは復旧の水準
RTOは中断からサービス復旧までにかける時間の目標、RLOはどの水準・範囲までサービスを戻すかの目標である。「1日以内に」がRTO、「重要なサービスに限定して復旧」がRLOに当たり、両者を定めた例として適切である。データをいつの時点まで戻すかを示すRPOは含まれていない。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。