デジタルガバナンス・コードとDX推進指標とは?
デジタルガバナンス・コードとDX推進指標とは、経済産業省が示す、企業がDXを進めるうえで経営者に期待される取組み(ビジョン、戦略、体制、成果指標、ガバナンス)をまとめた指針と、その達成度を自己診断するための指標群。認定制度と結びつき、経営層の関与を可視化させる仕組みになっている。
応用情報技術者試験の過去問では80回出題されています(2016年度〜2025年度)。
でじたるがばなんすこーどとでぃーえっくすすいしんしひょう
デジタルガバナンス・コードとDX推進指標の意味
経済産業省が示す、企業がDXを進めるうえで経営者に期待される取組み(ビジョン、戦略、体制、成果指標、ガバナンス)をまとめた指針と、その達成度を自己診断するための指標群。認定制度と結びつき、経営層の関与を可視化させる仕組みになっている。
デジタルガバナンス・コードとDX推進指標の具体例
経営会議でDX推進指標の各項目を成熟度0〜5で自己評価し、「データ活用の全社基盤」が低いと判明したらデータ基盤整備を翌年度の重点投資に位置付ける。前年との差分を追うことで、掛け声だけの推進を防ぐ。
デジタルガバナンス・コードとDX推進指標は試験でどう引っ掛けられる?
DXはIT部門の技術導入ではなく、データとデジタル技術を使って製品・業務・組織そのものを変えることを指す。既存業務のデジタル化(デジタイゼーション)にとどまる施策をDXの成果として計上しないこと。
デジタルガバナンス・コードとDX推進指標と関連する用語
デジタルガバナンス・コードとDX推進指標が出た過去問
識別コード及びパスワードによるアクセスコントロール機能を情報システムに組み込むことによって,コントロールが可能なリスクはどれか。
正解:ファイル,データ内容の改ざん
要点:アクセスコントロールは権限外の者による改ざんを防ぐ
識別コードとパスワードによるアクセスコントロールは、利用者を識別・認証して権限のある者だけにデータの参照や更新を許す仕組みである。これにより、権限のない者によるファイルやデータ内容の改ざんというリスクを抑えられる。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問60(IPA)経済産業省が取りまとめた“デジタル経営改革のための評価指標(DX推進指標)”によれば、DXを実現する上で基盤となるITシステムの構築に関する指標において、“IT…
正解:環境変化に迅速に対応し、求められるデリバリースピードに対応できるITシステムとなっているか。
要点:DX推進指標はスピード・全社最適・データ活用を求める
DX推進指標の「ITシステムに求められる要素」では、ビジネス環境の変化に素早く追随できるかどうかが問われます。具体的には、スピード・アジリティ、全社最適、データ活用の3点が挙げられており、求められるデリバリースピードに対応できるITシステムかを経営者が確認します。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問62(IPA)経済産業省が取りまとめた"デジタル経営改革のための評価指標(DX推進指標)"によれば、DXを実現する上で基盤となるITシステムの構築に関する指標において、"IT…
正解:環境変化に迅速に対応し、求められるデリバリースピードに対応できるITシステムとなっているか。
要点:DX推進指標はスピード・アジリティと全体最適のITシステムを求める
DX推進指標の「ITシステムに求められる要素」では、事業環境の変化に素早く追随し、必要な機能を速く届けられるITシステムになっているか(スピード・アジリティ)が経営者の確認事項として挙げられている。データのリアルタイム活用と全体最適も重視されており、人材の育成・確保は別の指標項目に属する。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問61(IPA)"デジタルガバナンス・コード2.0"の説明として、適切なものはどれか。
正解:企業の自主的なDX推進を促すために、デジタル技術による社会変革を踏まえた経営ビジョン策定など経営者に求められる対応を、経済産業省がまとめたもの
要点:デジタルガバナンス・コード2.0は経産省が示す経営者向けDX指針
デジタルガバナンス・コード2.0は、経済産業省が策定した、企業のDXを自主的に推進させるための指針である。デジタル技術による社会変革を前提に、経営ビジョンやビジネスモデルの策定、戦略の公表、経営者による体制整備や成果指標の設定といった、経営者に求められる対応事項をまとめている。よってアが正解。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問62(IPA)DX認定制度における認定基準に含まれている事項はどれか。
正解:経営ビジョン及びビジネスモデルの方向性を公表するとともに,策定したビジネスモデルを実現するための方策として,DX戦略を公表していること
要点:DX認定は成果ではなく、戦略の策定と公表など準備状況を認定する
DX認定制度は、デジタルガバナンス・コードの基本的事項に対応した企業を国が認定する制度で、DXの準備が整っていることを示すものである。認定基準には、経営ビジョンやビジネスモデルの方向性を示し、それを実現する方策としてDX戦略を策定・公表していることが含まれる。成果の達成そのものは基準ではなく、企業規模による制限もない。
出典:令和7年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問61(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。