情報システム戦略・EA(エンタープライズアーキテクチャ)とは?
情報システム戦略・EA(エンタープライズアーキテクチャ)とは、情報システム戦略は経営戦略を実現するために情報システムをどう整備・活用するかを定めた中長期方針。EAは組織全体の業務とシステムを「ビジネス」「データ」「アプリケーション」「テクノロジ」の4視点から体系的に整理し、部門ごとの個別最適を解消して全体最適化を進めるための設計手法。
応用情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2024年度)。
じょうほうしすてむせんりゃく・えんたーぷらいずあーきてくちゃ
情報システム戦略・EA(エンタープライズアーキテクチャ)の意味
情報システム戦略は経営戦略を実現するために情報システムをどう整備・活用するかを定めた中長期方針。EAは組織全体の業務とシステムを「ビジネス」「データ」「アプリケーション」「テクノロジ」の4視点から体系的に整理し、部門ごとの個別最適を解消して全体最適化を進めるための設計手法。
情報システム戦略・EA(エンタープライズアーキテクチャ)の具体例
官公庁や大企業が業務フロー・保有データ・システム・技術基盤の関係を整理した資料を作成し、システムの重複投資を洗い出す。
情報システム戦略・EA(エンタープライズアーキテクチャ)は試験でどう引っ掛けられる?
4つの体系はビジネス(業務)→データ→アプリケーション→テクノロジの順で、上が業務・下が技術。順番や中身を入れ替えた選択肢が出る。またEAは現状を整理して終わりではなく、現状(As-Is)と理想(To-Be)を描いて差を埋める移行計画を作るところまでが目的で、狙いは部門ごとの個別最適ではなく全体最適である。
情報システム戦略・EA(エンタープライズアーキテクチャ)と関連する用語
情報システム戦略・EA(エンタープライズアーキテクチャ)が出た過去問
エンタープライズアーキテクチャにおいて、業務と情報システムの理想を表すモデルはどれか。
正解:To-Beモデル
要点:現状はAs-Is、あるべき理想の姿はTo-Beモデル
エンタープライズアーキテクチャでは、現状の姿を表すAs-Isモデルと、目指すべき理想の姿を表すTo-Beモデルを描き、その差分を分析して移行計画を立てる。したがって業務と情報システムの理想を表すのはTo-Beモデルである。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問61(IPA)エンタープライズアーキテクチャの“四つの分類体系”に含まれるアーキテクチャは、ビジネスアーキテクチャ,テクノロジアーキテクチャ,アプリケーションアーキテクチャと…
正解:データアーキテクチャ
要点:EAの4体系はビジネス・データ・アプリケーション・テクノロジ
エンタープライズアーキテクチャは、組織の全体最適を図るために、ビジネス、データ、アプリケーション、テクノロジの4つの体系で現状と将来像を整理する手法である。このうちデータアーキテクチャは、業務で扱う情報の内容や構造、相互関係を定義する層である。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問61(IPA)エンタープライズアーキテクチャ(EA)を説明したものはどれか。
正解:各業務や情報システムなどを、ビジネスアーキテクチャ、データアーキテクチャ、アプリケーションアーキテクチャ、テクノロジアーキテクチャの四つの体系で分析し、全体最適化の観点から見直すものである。
要点:EAは業務とITを4体系で整理し全体最適化する手法
エンタープライズアーキテクチャは、組織の業務と情報システムを、ビジネス・データ・アプリケーション・テクノロジの4つの体系で現状(As-Is)と理想(To-Be)として整理し、全体最適の観点から改善していく手法です。部分最適に陥りがちな個別システムを俯瞰して見直せる点が特徴です。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問63(IPA)エンタープライズアーキテクチャの参照モデルのうち、BRM(Business Reference Model)として提供されるものはどれか。
正解:参照モデルの中で最も業務に近い階層として提供される、業務分類に従った業務体系及びシステム体系と各種業務モデル
要点:BRMは業務分類に基づく業務体系・システム体系を示す最上位の参照モデル
エンタープライズアーキテクチャの参照モデルは、業務体系のBRM、データ体系のDRM、適用処理・サービス体系のSRM、技術体系のTRMの4層で構成される。BRMは最も業務寄りの層で、政府や組織の業務を分類・体系化した業務体系とシステム体系、および各種の業務モデルを提供する。よってウが正解。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問61(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。