パテントプールとは?
パテントプールとは、標準規格の実施に必要な複数企業の特許を一箇所に集め、利用者が一括して実施許諾を受けられるようにする仕組み。交渉費用を下げ、規格の普及を促す。監査では、必須特許の届出漏れや実施料の計算・支払の正確性が検証の対象になる。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2018年度〜2020年度)。
ぱてんとぷーる
パテントプールの意味
標準規格の実施に必要な複数企業の特許を一箇所に集め、利用者が一括して実施許諾を受けられるようにする仕組み。交渉費用を下げ、規格の普及を促す。監査では、必須特許の届出漏れや実施料の計算・支払の正確性が検証の対象になる。
パテントプールの具体例
動画符号化の規格で、必要な特許をまとめた管理会社に対し、出荷台数に応じた実施料を毎期支払う。監査人は販売システムの出荷実績と申告数量を突合し、無償サンプルや返品の扱いが契約の定義どおりに控除されているかを再計算で確かめる。
パテントプールは試験でどう引っ掛けられる?
クロスライセンスと混同しやすい。クロスライセンスは当事者どうしの相互許諾だが、パテントプールは第三者にも同一条件で開放される点が異なる。また参加は特許を放棄することではなく、権利は各社に残る。
パテントプールと関連する用語
パテントプールが出た過去問
MPEG4などに存在するパテントプールの説明として,適切なものはどれか。
正解:複数の企業が自社の特許権をもち寄り,特許権を一括して管理する仕組み
要点:パテントプールは複数企業の特許を集約し一括許諾する仕組み。
パテントプールは、ある規格の実現に必要な特許を複数の企業が持ち寄り、一括して管理・ライセンスする仕組みである。利用者は個々の権利者と個別交渉せずに、まとめて実施許諾を得られるため、規格の普及が進みやすくなる。MPEG関連の標準規格などで採用されている。
出典:平成30年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問70(IPA)MPEG-4などに存在するパテントプールの説明として、適切なものはどれか。
正解:複数の企業が自社の特許権をもち寄り、特許権を一括して管理する仕組み
要点:パテントプールは複数企業の特許を集めて一括管理する
パテントプールは、ある規格の実施に必要な特許を複数の企業がもち寄り、一括して管理・ライセンスする仕組みである。利用者は個々の権利者と交渉せずまとめて許諾を受けられるため、MPEG-4のように多数の特許が関わる標準規格の普及を後押しする。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問70(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。