フェデレーション認証(SAML・OAuth 2.0・OpenID Connect)とは?
フェデレーション認証(SAML・OAuth 2.0・OpenID Connect)とは、組織をまたいで認証結果を信頼し合う仕組み。SAMLはXMLの認証アサーションを、OpenID ConnectはIDトークンを発行して「誰であるか」を伝える。OAuth 2.0は本来これらと目的が違い、パスワードを渡さずに「何をしてよいか」という権限を委譲するための仕組みである。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2022年度〜2024年度)。
ふぇでれーしょんにんしょう
フェデレーション認証(SAML・OAuth 2.0・OpenID Connect)の意味
組織をまたいで認証結果を信頼し合う仕組み。SAMLはXMLの認証アサーションを、OpenID ConnectはIDトークンを発行して「誰であるか」を伝える。OAuth 2.0は本来これらと目的が違い、パスワードを渡さずに「何をしてよいか」という権限を委譲するための仕組みである。
フェデレーション認証(SAML・OAuth 2.0・OpenID Connect)の具体例
社内IDでSaaSへログインする構成では、SaaS(サービスプロバイダ)が社内のIDプロバイダへ利用者を転送し、認証済みのアサーションを受け取って自社の利用者に対応付ける。SaaS側にパスワードを預けずに済み、退職時の一括停止も自社側で完結する。
フェデレーション認証(SAML・OAuth 2.0・OpenID Connect)は試験でどう引っ掛けられる?
OAuth 2.0を「認証の規格」と説明する選択肢は誤り。認可の枠組みであり、本人確認まで行うにはOpenID Connectの層が要る。アクセストークンをそのまま身元の証明に使う実装は、他サービス向けトークンの流用を許す。
フェデレーション認証(SAML・OAuth 2.0・OpenID Connect)と関連する用語
フェデレーション認証(SAML・OAuth 2.0・OpenID Connect)が出た過去問
複数のシステムやサービスの間で利用されるSAML(Security Assertion Markup Language)はどれか。
正解:認証や認可に関する情報を交換するための仕様
要点:SAMLは認証・認可情報を組織間で交換しSSOを支える
SAMLは、認証の結果や利用者の属性、アクセスの可否といった情報をXML形式で記述し、組織やサービスをまたいでやり取りするための規格である。認証を行う側(IdP)が発行したアサーションをサービス提供側(SP)が信頼することで、一度の認証で複数サービスを利用するシングルサインオンを実現できる。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問36(IPA)企業内のクライアントからクラウドサービスへのアクセスにSAML認証を利用したときのシステムの動作に関する記述のうち、適切なものはどれか。ここで、利用者IDとパス…
正解:認証サーバから認証結果をクライアント経由でクラウドサービスに送信する。
要点:SAMLは認証結果をクライアント経由でSPへ渡しパスワードを渡さない
SAMLでは、企業内の認証サーバ(IdP)が利用者を認証し、その結果をデジタル署名付きのアサーションとして発行する。アサーションは利用者のブラウザ(クライアント)経由でクラウドサービス(SP)へ渡され、SPは署名を検証して利用者を受け入れる。パスワード自体がクラウドサービス側へ渡らないことが、この方式の要点である。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問37(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。