マネジメントレビュー(SMS)とは?
マネジメントレビュー(SMS)とは、サービスマネジメントシステムが適切・妥当・有効であり続けているかを、トップマネジメントが定期的に評価する活動。内部監査結果、顧客からのフィードバック、目標の達成状況などを入力とし、改善の機会や資源の要否を出力として決定する。
応用情報技術者試験の過去問では6回出題されています(2016年度〜2024年度)。
まねじめんとれびゅー
マネジメントレビュー(SMS)の意味
サービスマネジメントシステムが適切・妥当・有効であり続けているかを、トップマネジメントが定期的に評価する活動。内部監査結果、顧客からのフィードバック、目標の達成状況などを入力とし、改善の機会や資源の要否を出力として決定する。
マネジメントレビュー(SMS)の具体例
半年ごとにCIOが議長となり、SLA達成率・重大インシデント件数・内部監査の指摘・利用者満足度調査を一覧で確認する。監視要員の不足が2期連続で指摘されたため、増員と監視自動化の投資を決定し、議事録を記録として残す。
マネジメントレビュー(SMS)は試験でどう引っ掛けられる?
現場のプロセス改善会議とは別物で、実施主体はトップマネジメントに限られる。また入力・出力の項目が規格で定められており、「実施した」だけでは不足で、決定事項と記録の保持まで含めて要求事項を満たす。
マネジメントレビュー(SMS)と関連する用語
マネジメントレビュー(SMS)が出た過去問
JIS Q 20000-1は、サービスマネジメントシステム(SMS)及びサービスのあらゆる場面でPDCA方法論の適用を要求している。SMSの実行(Do)の説明は…
正解:サービスの設計、移行、提供及び改善のためにSMSを導入し、運用する。
要点:SMSの実行段階はSMSの導入と運用にあたる
JIS Q 20000-1のPDCAでは、計画(Plan)でSMSを確立して文書化し合意し、実行(Do)でそのSMSを導入して運用します。実行段階の目的は、サービスの設計・移行・提供・改善を実際に回すことです。監視や測定、レビューと報告は点検(Check)、改善のための処置は処置(Act)に対応します。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)JIS Q 20000-1:2012(サービスマネジメントシステム要求事項)は、サービスマネジメントシステム(以下、SMSという)及びサービスのあらゆる場面でP…
正解:サービスの設計、移行、提供及び改善のためにSMSを導入し、運用する。
要点:SMSのDoはSMSを導入して運用する段階
JIS Q 20000-1におけるPDCAでは、計画(Plan)でSMSを確立・文書化・合意し、実行(Do)でSMSを導入して運用する。運用の対象はサービスの設計・移行・提供・改善であり、点検(Check)が監視・測定・レビューと報告、処置(Act)が継続的改善のための処置に当たる。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)サービスマネジメントシステム(SMS)における是正処置の説明はどれか。
正解:検出された不適合又はほかの望ましくない状況の原因を除去する、又は再発の起こりやすさを低減するための処置
要点:是正処置は不適合の原因を除去し再発を防ぐ処置
是正処置は、検出された不適合やその他の望ましくない状況について、その原因を取り除き、再発の起こりやすさを低減するために行う処置である。表面的な事象を元に戻すだけでなく、原因に踏み込む点が特徴である。継続的改善や問題管理の一連の活動とは目的も範囲も異なる。
出典:令和5年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)JIS Q 20000-1:2020(サービスマネジメントシステム要求事項)によれば、サービスマネジメントシステム(SMS)における継続的改善の説明はどれか。
正解:パフォーマンスを向上するために繰り返し行われる活動
要点:継続的改善はパフォーマンス向上のため繰り返す活動
JIS Q 20000-1における継続的改善は、パフォーマンスを向上させるために繰り返し行われる活動と定義されている。一度きりの是正ではなく、計画・実施・評価・改善を回し続ける営みである点が要点である。
出典:令和5年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)JIS Q 20000-1:2020(サービスマネジメントシステム要求事項)によれば、継続的改善に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:改善の機会に対して適用する評価基準には、改善とサービスマネジメントの目的との整合性が含まれなければならない。
要点:改善機会の評価基準にはサービスマネジメントの目的との整合性が必須
JIS Q 20000-1では、組織は改善の機会を評価する基準を定めることが求められ、その基準にはサービスマネジメントの目的との整合性を含めなければならないとされる。改善が場当たり的にならず、SMSの目的に資するものを選ぶための要件である。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問56(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。