リストア(復元)とは?
リストア(復元)とは、リストアは、何らかの原因でデータベースのデータが失われたり破損したりした際に、あらかじめ取得しておいたバックアップデータを使って、データベースを障害発生前の状態に復元する作業のことである。バックアップを取得しているだけでは実際に障害が起きたときにデータを元に戻せることを保証できないため、平常時から定期的にリストアの手順を確認し、実際に正しく復元できるかを訓練しておくことが、システム運用における重要な備えとなる。バックアップとリストアは対になる概念であり、両方が揃って初めてデータ保護の仕組みとして機能する。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2021年度)。
リストア
リストア(復元)の意味
リストアは、何らかの原因でデータベースのデータが失われたり破損したりした際に、あらかじめ取得しておいたバックアップデータを使って、データベースを障害発生前の状態に復元する作業のことである。バックアップを取得しているだけでは実際に障害が起きたときにデータを元に戻せることを保証できないため、平常時から定期的にリストアの手順を確認し、実際に正しく復元できるかを訓練しておくことが、システム運用における重要な備えとなる。バックアップとリストアは対になる概念であり、両方が揃って初めてデータ保護の仕組みとして機能する。
リストア(復元)の具体例
サーバーのディスク障害でデータベースが壊れてしまった際、前日夜間に取得しておいたバックアップデータを使ってリストア作業を行い、業務を再開できる状態まで復元する。
リストア(復元)は試験でどう引っ掛けられる?
バックアップを取得すること自体とリストア(復元)は別の作業であり、バックアップだけ取得してリストア手順を確認していないと、実際の障害時に復元できない事態が起こり得る点が問われやすい。
リストア(復元)と関連する用語
リストア(復元)が出た過去問
媒体障害の回復において,最新のデータベースのバックアップをリストアした後に,トランザクションログを用いて行う操作はどれか。
正解:バックアップ取得後にコミットした全てのトランザクションをロールフォワードする。
要点:媒体障害の回復はリストア後にロールフォワードする
媒体障害の回復ではバックアップをリストアした後、ログの更新後情報を使ってバックアップ以降にコミット済みのトランザクションを再現する。これがロールフォワードで、障害直前の状態まで復元できる。未コミットのものは再現しない。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問30(IPA)データベースの障害回復処理に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:システムが媒体障害以外のハードウェア障害によって停止した場合、チェックポイントの取得以前に終了したトランザクションについての回復作業は不要である。
要点:チェックポイント以前にコミット済みの更新は回復不要
チェックポイントとは、その時点までの更新内容が確実にデータベースへ反映されたことを保証する同期点である。チェックポイント取得より前に完了(コミット)したトランザクションの更新はすでに反映済みなので、ハードウェア障害からの再起動時に改めて回復(ロールフォワード)する必要はない。媒体障害以外の障害ではバックアップからのリストアも不要である。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問27(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。