価格戦略(スキミングプライシング・ペネトレーションプライシング)とは?
価格戦略(スキミングプライシング・ペネトレーションプライシング)とは、スキミング(上澄み吸収)価格は導入期に高価格を設定し、価格に敏感でない層から開発費を早期回収してから段階的に下げる戦略。ペネトレーション(浸透)価格は当初から低価格でシェアを一気に取り、規模の経済と経験効果でコストを下げる戦略。需要の価格弾力性と競合参入の速さで選ぶ。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
かかくせんりゃく(すきみんぐぷらいしんぐ・ぺねとれーしょんぷらいしんぐ)
価格戦略(スキミングプライシング・ペネトレーションプライシング)の意味
スキミング(上澄み吸収)価格は導入期に高価格を設定し、価格に敏感でない層から開発費を早期回収してから段階的に下げる戦略。ペネトレーション(浸透)価格は当初から低価格でシェアを一気に取り、規模の経済と経験効果でコストを下げる戦略。需要の価格弾力性と競合参入の速さで選ぶ。
価格戦略(スキミングプライシング・ペネトレーションプライシング)の具体例
特許で守られた独自機能を持つ製品はスキミングが成立しやすい。逆にネットワーク外部性が効くSNSや決済サービスは、利用者数そのものが価値になるためペネトレーションを採り、初期は赤字でも普及を優先する。近年は需給に応じてダイナミックプライシングも併用される。
価格戦略(スキミングプライシング・ペネトレーションプライシング)は試験でどう引っ掛けられる?
名称と内容の取り違えが最頻出。「浸透=高価格でじわじわ浸透」ではなく低価格である。ペネトレーションが有効なのは需要の価格弾力性が高く、量産でコストが下がる場合に限られ、弾力性が低い市場で安値を付けても数量は伸びず利益を捨てるだけになる。またスキミングは模倣が速い市場では回収前に価格競争へ巻き込まれるため、参入障壁の高さが前提条件になる点も問われる。
価格戦略(スキミングプライシング・ペネトレーションプライシング)と関連する用語
価格戦略(スキミングプライシング・ペネトレーションプライシング)が出た過去問
事業戦略のうち,浸透価格戦略に該当するものはどれか。
正解:低価格戦略と積極的なプロモーションによって,新製品のマーケットシェアの増大を図る。
要点:浸透価格戦略は低価格で一気に市場シェアを取りにいく
浸透価格戦略は、新製品の発売当初から意図的に低い価格を設定し、積極的な販売促進と合わせて短期間に市場シェアを獲得する戦略である。量産による原価低減で後から利益を確保することを狙う。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問68(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。