在庫管理方式(定量発注・定期発注・ダブルビン・EOQ)とは?
在庫管理方式(定量発注・定期発注・ダブルビン・EOQ)とは、定量発注方式(発注点方式)は在庫が発注点を下回った時点で一定量を発注する方式。定期発注方式は一定間隔で、需要予測から必要量を都度計算して発注する方式で、単価が高く重要な品目に向く。ダブルビン方式は同量入りの容器を2つ用意し、一方が空になったら1容器分を発注する簡便な方式で、単価が低く需要が安定した品目に向く。EOQは発注費用と在庫維持費用の合計が最小になる発注量。
応用情報技術者試験の過去問では4回出題されています(2017年度〜2025年度)。
ざいこかんりほうしき
在庫管理方式(定量発注・定期発注・ダブルビン・EOQ)の意味
定量発注方式(発注点方式)は在庫が発注点を下回った時点で一定量を発注する方式。定期発注方式は一定間隔で、需要予測から必要量を都度計算して発注する方式で、単価が高く重要な品目に向く。ダブルビン方式は同量入りの容器を2つ用意し、一方が空になったら1容器分を発注する簡便な方式で、単価が低く需要が安定した品目に向く。EOQは発注費用と在庫維持費用の合計が最小になる発注量。
在庫管理方式(定量発注・定期発注・ダブルビン・EOQ)の具体例
A品目(高額・重要)は定期発注で需要予測に基づき数量を毎回見直し、C品目(安価・大量)はダブルビン方式で運用する。
在庫管理方式(定量発注・定期発注・ダブルビン・EOQ)は試験でどう引っ掛けられる?
ダブルビン方式は定量発注方式の一種。「片方が空になったら1箱分を発注する」という簡便さが要点で、需要予測を毎回行う定期発注とは異なる。
在庫管理方式(定量発注・定期発注・ダブルビン・EOQ)と関連する用語
在庫管理方式(定量発注・定期発注・ダブルビン・EOQ)が出た過去問
定量発注方式の特徴はどれか。
正解:発注量には経済的発注量を用いると効果的である。
要点:定量発注方式は発注点で一定量を発注し経済的発注量が使える
定量発注方式は、在庫量があらかじめ決めた発注点を下回った時点で、毎回決まった量を発注する方式である。発注量が一定なので、発注費用と在庫維持費用の合計が最小になる経済的発注量を用いると効果が高い。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問75(IPA)定量発注方式における経済的発注量を計算したところ、600個であった。発注から納入までの調達期間は5日であり、安全在庫量が30個である場合、この購買品目の発注点は…
正解:280
要点:発注点=1日平均消費量×調達期間+安全在庫量
定量発注方式の発注点は、調達期間中に消費する見込み量に安全在庫量を加えて求める。1日の平均消費量50個×調達期間5日=250個に安全在庫30個を足して280個となる。経済的発注量600個は1回に発注する量であって、発注点の計算には使わない。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問75(IPA)図は、定量発注方式を運用する際の費用と発注量の関係を示したものである。図中の③を表しているものはどれか。ここで、1回当たりの発注量をQ、1回当たりの発注費用をC…
正解:経済的発注量=√(2RC/H)
要点:経済的発注量は総費用が最小になる√(2RC/H)
図の④は総費用曲線で、それが最小になる発注量が③であり、これが経済的発注量(EOQ)である。総費用は(Q/2)×H+(R/Q)×Cで表され、これをQで最小化するとQ=√(2RC/H)が得られる。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問75(IPA)ある工場で扱っている部品Aは、使用量(需要)が一定であり、定量発注方式を採用して発注されている。この場合の経済的発注量は、グラフの年間の発注費と、年間の保管費が…
正解:1,000
要点:経済的発注量は年間発注費と年間保管費が等しくなる発注量
1回当たりの発注量をQとすると、年間の発注回数は100,000÷Qなので年間発注費は5,000×100,000÷Q、平均在庫はQ÷2なので年間保管費は1,000×Q÷2となる。両者が等しくなる条件から500,000,000÷Q=500Q、すなわちQ²=1,000,000となりQ=1,000個。経済的発注量は1,000個でエが正解。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問74(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。