情報セキュリティ早期警戒パートナーシップとJ-CSIP・J-CRATとは?
情報セキュリティ早期警戒パートナーシップとJ-CSIP・J-CRATとは、発見した脆弱性をIPAへ届け出て、JPCERT/CCが開発者と調整し、修正の準備が整った段階で公表する国内の届出制度。J-CSIPは業界内で標的型攻撃情報を共有する枠組み、J-CRATは被害拡大防止を支援するレスキュー隊である。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2017年度〜2021年度)。
じょうほうせきゅりてぃそうきけいかいぱーとなーしっぷとじぇいしーしっぷじぇいくらーと
情報セキュリティ早期警戒パートナーシップとJ-CSIP・J-CRATの意味
発見した脆弱性をIPAへ届け出て、JPCERT/CCが開発者と調整し、修正の準備が整った段階で公表する国内の届出制度。J-CSIPは業界内で標的型攻撃情報を共有する枠組み、J-CRATは被害拡大防止を支援するレスキュー隊である。
情報セキュリティ早期警戒パートナーシップとJ-CSIP・J-CRATの具体例
自社サイトの脆弱性を外部の研究者が発見した場合、届出はIPAが受理し、JPCERT/CCが自社へ連絡して修正期日を調整する。修正版の配布準備が整った時点で、脆弱性の内容と対策がJVNで公表され、利用者が対処できる状態になる。
情報セキュリティ早期警戒パートナーシップとJ-CSIP・J-CRATは試験でどう引っ掛けられる?
発見者が独自に詳細を即時公表するのは、攻撃が先行するため不適切とされる(責任ある開示)。届出の受付はIPA、開発者との調整はJPCERT/CCという役割分担も入れ替えて出題されやすい。
情報セキュリティ早期警戒パートナーシップとJ-CSIP・J-CRATと関連する用語
情報セキュリティ早期警戒パートナーシップとJ-CSIP・J-CRATが出た過去問
サイバーレスキュー隊(J-CRAT)の役割はどれか。
正解:標的型サイバー攻撃を受けた組織や個人から提供された情報を分析し、社会や産業に重大な被害を及ぼしかねない標的型サイバー攻撃の把握、被害の分析、対策の早期着手の支援を行う。
要点:J-CRATは標的型攻撃の被害分析と対策着手を支援する
J-CRAT(サイバーレスキュー隊)はIPAが運営する組織で、標的型サイバー攻撃を受けた組織や個人からの相談・情報提供を受けて分析し、被害の拡大や連鎖を防ぐための助言や支援を行う。攻撃の把握、被害分析、早期の対策着手の支援が役割である。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42(IPA)サイバーレスキュー隊(J-CRAT)は、どの脅威による被害の低減と拡大防止を活動目的としているか。
正解:標的型サイバー攻撃
要点:J-CRATは標的型サイバー攻撃の被害低減と拡大防止を担う
サイバーレスキュー隊(J-CRAT)はIPAが運営する組織で、標的型サイバー攻撃を受けた(あるいはその疑いのある)組織からの相談を受け、被害の低減と攻撃の連鎖的な拡大の防止を目的に活動している。攻撃の起点となった組織から取引先などへ被害が広がるのを食い止める点が主眼である。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問40(IPA)ソフトウェア製品の脆弱性を第三者が発見し、その脆弱性をJPCERTコーディネーションセンターが製品開発者に通知した。その場合における製品開発者の対応のうち、“情…
正解:脆弱性情報の公表に関するスケジュールをJPCERTコーディネーションセンターと調整し、決定する。
要点:製品開発者は調整機関と脆弱性の公表時期を調整する
早期警戒パートナーシップでは、JPCERT/CCが調整機関として製品開発者と発見者の間に立ち、対策の準備状況を踏まえて公表時期を調整する。製品開発者は修正の見通しを共有しつつ、JPCERT/CCと公表スケジュールを決めるのが適切な対応である。JVNへの掲載や統計の公表は調整機関やIPAが行う役割である。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問38(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。