情報セキュリティ監査(保証型監査・助言型監査)とは?
情報セキュリティ監査(保証型監査・助言型監査)とは、情報セキュリティ監査には、情報セキュリティ対策の適切性について一定の保証を付与することを目的とする「保証型の監査」と、対策の改善に役立つ助言を行うことを目的とする「助言型の監査」がある。保証型は結論として一定水準の保証を表明するのに対し、助言型は改善提案が主目的で、保証水準の表明を伴わない点で性格が異なる。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2019年度〜2021年度)。
じょうほうせきゅりてぃかんさ(ほしょうがたかんさ・じょげんがたかんさ)
情報セキュリティ監査(保証型監査・助言型監査)の意味
情報セキュリティ監査には、情報セキュリティ対策の適切性について一定の保証を付与することを目的とする「保証型の監査」と、対策の改善に役立つ助言を行うことを目的とする「助言型の監査」がある。保証型は結論として一定水準の保証を表明するのに対し、助言型は改善提案が主目的で、保証水準の表明を伴わない点で性格が異なる。
情報セキュリティ監査(保証型監査・助言型監査)の具体例
「当社の情報セキュリティ対策は一定の基準を満たしている」と対外的に表明するための監査は保証型、社内改善のために課題を洗い出して提言することを目的とする監査は助言型にあたる。
情報セキュリティ監査(保証型監査・助言型監査)は試験でどう引っ掛けられる?
助言型の監査であっても、監査人としての客観性・独立性は保証型と同様に求められる。「助言型だから独立性は不要」というのは誤り。
情報セキュリティ監査(保証型監査・助言型監査)と関連する用語
情報セキュリティ監査(保証型監査・助言型監査)が出た過去問
事務所の物理的セキュリティ対策について、JIS Q 27002:2014(情報セキュリティ管理策の実践のための規範)に基づいて情報セキュリティ監査を実施した。判…
正解:機密性の高い情報資産が置かれている部屋には、入室許可を得た者が共通の暗証番号を入力して入室している。
要点:入退室の認証は共通番号でなく個人単位で識別・記録する
共通の暗証番号で入室していると、誰がいつ入退室したのかを個人単位で識別・記録できず、番号の共有によって権限の無い者にも容易に伝わってしまう。JIS Q 27002が求める入退管理では個人ごとに認証し記録を残すことが必要なので、この状況は指摘事項となる。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問60(IPA)経済産業省“情報セキュリティ監査基準 実施基準ガイドライン(Ver1.0)”における、情報セキュリティ対策の適切性に対して一定の保証を付与することを目的とする監…
正解:不特定多数の利害関係者の情報を取り扱う情報システムに対しては、保証型の監査を定期的に実施し、その結果を開示することが有用である。
要点:保証型監査は結果を開示して利害関係者の信頼を得るのに有用
保証型の監査は、対策が適切であることに一定の保証を与えるもので、その結果を開示すれば外部の利害関係者に対する信頼の裏付けになる。不特定多数の利害関係者の情報を扱うシステムでは、定期的に保証型監査を行って結果を示すことが有用である。保証型と助言型は監査要請者のニーズに応じて選ぶもので、順序が決まっていたり排他的だったりするものではない。
出典:令和3年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問57(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。