標準原価計算・直接原価計算とは?
標準原価計算・直接原価計算とは、標準原価計算はあらかじめ設定した標準的な原価(標準原価)と実際にかかった原価(実際原価)を比較し、その差異(原価差異)を分析して原価管理に役立てる手法。直接原価計算は原価を変動費(直接原価)のみで集計し、固定費は期間費用として別扱いする方法で、損益分岐点分析と相性がよい。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
ひょうじゅんげんかけいさん・ちょくせつげんかけいさん
標準原価計算・直接原価計算の意味
標準原価計算はあらかじめ設定した標準的な原価(標準原価)と実際にかかった原価(実際原価)を比較し、その差異(原価差異)を分析して原価管理に役立てる手法。直接原価計算は原価を変動費(直接原価)のみで集計し、固定費は期間費用として別扱いする方法で、損益分岐点分析と相性がよい。
標準原価計算・直接原価計算の具体例
標準原価計算では、材料費・労務費の見積もりと実績の差異を分析し、どの工程でコストが超過したかを特定する。直接原価計算では、変動費だけを製品原価とすることで限界利益を素早く把握できる。
標準原価計算・直接原価計算は試験でどう引っ掛けられる?
直接原価計算の「直接」は直接費(直接材料費・直接労務費)のことではなく変動費を指す——ここが最大の落とし穴。対する全部原価計算は固定費も製品原価に含めるため、在庫が増えると固定費の一部が在庫に乗り、利益が大きく出る。また直接原価計算は内部管理用で、外部報告用の財務諸表には使えない。
標準原価計算・直接原価計算と関連する用語
標準原価計算・直接原価計算が出た過去問
図に示す標準原価計算の手続について、a〜cに該当する適切な組合せはどれか。
正解:a:実際原価の計算、b:標準原価差額の計算、c:原価差異分析
要点:標準原価計算は実際原価→差額算出→差異分析の順に進む
標準原価計算は、原価標準を設定して標準原価を計算した後、実際に発生した原価を集計し、標準原価との差額(標準原価差額)を算出する。さらにその差額がなぜ生じたのかを価格差異・数量差異などに分けて原価差異分析を行い、結果を原価報告としてまとめる流れになる。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問77(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。