機会損失(機会費用)とは?
機会損失(機会費用)とは、ある案を選んだことで得られなくなった、他の案の利益のことです。実際に現金が出ていく費用ではないため会計帳簿には現れませんが、意思決定の良し悪しを比べるうえでは費用として扱います。品切れで売り逃した利益も機会損失の代表例です。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
きかいそんしつ
機会損失(機会費用)の意味
ある案を選んだことで得られなくなった、他の案の利益のことです。実際に現金が出ていく費用ではないため会計帳簿には現れませんが、意思決定の良し悪しを比べるうえでは費用として扱います。品切れで売り逃した利益も機会損失の代表例です。
機会損失(機会費用)の具体例
在庫を絞った結果、月に100個の注文を断ったとします。1個あたりの利益が500円なら5万円の機会損失です。これと、在庫を増やしたときに増える保管費用や廃棄リスクを突き合わせて、どこまで在庫を持つかを決めます。空きサーバを他業務に回せなかった場合も同じ考え方です。
機会損失(機会費用)は試験でどう引っ掛けられる?
支出を伴わないため「損失ゼロ」と数えてしまう誤りが典型です。逆に、すでに支払ってしまい取り戻せない費用(埋没原価)は、これからの選択では比較対象に入れません。この二つは向きが正反対なので混同しないようにします。
機会損失(機会費用)と関連する用語
機会損失(機会費用)が出た過去問
表の条件でA〜Eの商品を販売したときの機会損失は何千円か。
正解:2,400
要点:機会損失は需要に届かない不足数×単位利益の合計
機会損失は、需要があったのに仕入が足りず売り逃した分の利益を指します。仕入数が需要数を下回っているのは商品A(100個不足)、D(200個不足)、E(300個不足)で、それぞれ1・4・5千円の利益を掛けると100・800・1,500千円です。合計すると2,400千円になります。仕入が需要を上回るBとCは売れ残りであり、機会損失には含めません。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問77(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。