監査証拠の入手と評価とは?
監査証拠の入手と評価とは、システム監査基準に照らし、監査人が監査意見や指摘事項の根拠とする監査証拠を、十分かつ適切に入手・評価する必要があるという原則。証拠の入手方法(閲覧、インタビュー、突合など)の適切性や、証拠の証明力(信頼性の高さ)を踏まえて評価しなければならない。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2020年度〜2022年度)。
かんさしょうこのにゅうしゅとひょうか
監査証拠の入手と評価の意味
システム監査基準に照らし、監査人が監査意見や指摘事項の根拠とする監査証拠を、十分かつ適切に入手・評価する必要があるという原則。証拠の入手方法(閲覧、インタビュー、突合など)の適切性や、証拠の証明力(信頼性の高さ)を踏まえて評価しなければならない。
監査証拠の入手と評価の具体例
担当者への口頭確認だけでなく、実際のログやシステム上の記録といった客観的な証拠と突き合わせることで、より証明力の高い監査証拠として評価する。
監査証拠の入手と評価は試験でどう引っ掛けられる?
「関係者の口頭説明のみ」を唯一の根拠として結論づけることは、証拠として不十分とされる。可能な限り客観的な資料や独立した情報源による裏付けが求められる。
監査証拠の入手と評価と関連する用語
監査証拠の入手と評価が出た過去問
監査証拠の入手と評価に関する記述のうち、システム監査基準(平成30年)に照らして、適切でないものはどれか。
正解:アジャイル手法を用いたシステム開発プロジェクトにおいては、管理用ドキュメントとしての体裁が整っているものだけが監査証拠として利用できる。
要点:監査証拠は形式でなく十分性と適切性で判断する
この問題は適切でないものを選ぶ。監査証拠は十分かつ適切であればよく、体裁の整った管理用ドキュメントに限られない。アジャイル開発ではタスクボードや自動テストの実行記録、会議の記録なども有効な監査証拠になり得るため、形式で限定する記述が不適切である。
出典:令和2年度 10月 応用情報技術者試験 午前 問60(IPA)監査証拠の入手と評価に関する記述のうち、システム監査基準(平成30年)に照らして、適切でないものはどれか。
正解:アジャイル手法を用いたシステム開発プロジェクトにおいては、管理用ドキュメントとしての体裁が整っているものだけが監査証拠として利用できる。
要点:監査証拠は文書の体裁でなく十分性と適切性で判断する
監査証拠は、体裁の整った管理用文書に限られない。アジャイル開発ではタスクボードや自動テストの結果、議事の記録など日々の作業から生じる記録も、監査目的に照らして十分かつ適切であれば証拠として利用できる。形式ではなく、証拠としての適切性と十分性で判断するのがシステム監査基準の考え方である。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問60(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。