FTA(故障の木解析)とは?
FTA(故障の木解析)とは、「システム停止」などの望ましくない事象を頂点に置き、その原因をAND/ORの論理ゲートでたどって下位事象へ分解していくトップダウンの解析手法。原因の組合せと発生確率を定量的に評価できる。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2022年度〜2025年度)。
えふてぃーえー(こしょうのきかいせき)
FTA(故障の木解析)の意味
「システム停止」などの望ましくない事象を頂点に置き、その原因をAND/ORの論理ゲートでたどって下位事象へ分解していくトップダウンの解析手法。原因の組合せと発生確率を定量的に評価できる。
FTA(故障の木解析)の具体例
頂点を「サービス全停止」とし、その下に「サーバ全滅」ANDでなく「データセンタ停電」ORなどと展開する。展開の結果、単独で頂点事象を起こす最小カットセット(例:共用の電源盤)が見つかれば、そこが最優先の冗長化対象になる。
FTA(故障の木解析)は試験でどう引っ掛けられる?
FMEAとの方向の違いが問われる。FTAは結果から原因へ(トップダウン・演繹)、FMEAは部品の故障モードから影響へ(ボトムアップ・帰納)。「FTAで全部品の故障モードを網羅する」という記述は誤り。
FTA(故障の木解析)と関連する用語
FTA(故障の木解析)が出た過去問
サービスマネジメントのサービス可用性管理において、インシデント又は将来インシデントとなる可能性のある事象について、その発生経路及び発生原因を分析し、発生確率の算…
正解:故障の木解析(FTA)
要点:FTAは頂上事象から原因を木構造に展開し発生確率を算出する
故障の木解析(FTA)は、望ましくない事象を頂点に置き、その原因となる事象をANDゲート・ORゲートで結んで木構造に展開するトップダウンの解析手法である。各下位事象の発生確率を与えることで頂上事象の発生確率を定量的に算出でき、発生経路と原因の両方を明らかにできる。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)信頼性工学の視点で行うシステム設計において、発生し得る障害の原因を分析する手法であるFTAの説明はどれか。
正解:障害と、その中間的な原因から基本的な原因までの全ての原因とを列挙し、それらをゲート(論理を表す図記号)で関連付けた樹形図で表す。
要点:FTAは障害を頂点に原因を樹形図で展開する分析手法
FTA(Fault Tree Analysis、故障の木解析)は、望ましくない事象を頂点に置き、その原因を段階的に下へ展開してAND・ORのゲートで結んだ樹形図を作る手法です。結果から原因へたどるトップダウンの分析であり、発生確率を与えれば定量的な評価もできます。
出典:令和4年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問47(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。