ISO 21500(JIS Q 21500)のプロセス群とは?
ISO 21500(JIS Q 21500)のプロセス群とは、プロジェクトマネジメントの国際的な手引き規格。プロジェクトのプロセスを「立ち上げ」「計画」「実行」「管理(監視・コントロール)」「終結」というプロセス群に整理している。PMBOKと類似した構成を持つ。
応用情報技術者試験の過去問では3回出題されています(2019年度〜2024年度)。
あいえすおーにいまんいちひゃく
ISO 21500(JIS Q 21500)のプロセス群の意味
プロジェクトマネジメントの国際的な手引き規格。プロジェクトのプロセスを「立ち上げ」「計画」「実行」「管理(監視・コントロール)」「終結」というプロセス群に整理している。PMBOKと類似した構成を持つ。
ISO 21500(JIS Q 21500)のプロセス群の具体例
「実行のプロセス群」は、計画で定めた作業を実際に遂行し、要員を指揮してプロジェクト作業を完了させる活動を指す。「計画のプロセス群」には、スコープや資源、リスクなどの計画を作成するプロセスが含まれる。
ISO 21500(JIS Q 21500)のプロセス群は試験でどう引っ掛けられる?
「プロセス群」と「対象群(サブジェクトグループ)」を取り違えやすい。立ち上げ・計画・実行・管理・終結は時間の流れに沿ったプロセス群、スコープ・資源・時間・コスト・リスク・品質・調達などは対象群。またプロセス群はフェーズそのものではなく、各フェーズの中で繰り返し現れる。
ISO 21500(JIS Q 21500)のプロセス群と関連する用語
ISO 21500(JIS Q 21500)のプロセス群が出た過去問
JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば、プロジェクトマネジメントの“実行のプロセス群”の説明はどれか。
正解:プロジェクトマネジメントの活動を遂行し、プロジェクトの全体計画に従ってプロジェクトの成果物の提示を支援するために使用する。
要点:実行のプロセス群は計画に従って活動を遂行し成果物を生み出す
JIS Q 21500ではプロセス群を立ち上げ・計画・実行・管理・終結の五つに分けている。実行のプロセス群は、計画に従って実際にプロジェクトマネジメントの活動を遂行し、成果物を作り出して提示することを支援するために用いられる。
出典:令和1年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問51(IPA)JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば、プロジェクトマネジメントのプロセスのうち、計画のプロセス群に属するプロセスはどれか。
正解:スコープの定義
要点:スコープの定義は計画プロセス群に属する
JIS Q 21500では、プロセス群を立ち上げ、計画、実行、管理、終結の5つに分類する。スコープの定義は、プロジェクトで何を成果物とし何を作業範囲に含めるかを具体化する作業なので、計画のプロセス群に属する。
出典:令和3年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問51(IPA)JIS Q 21500:2018(プロジェクトマネジメントの手引)によれば、プロセス"リスクの管理"の目的はどれか。
正解:リスクへの対応を実行するかどうか及びそれが期待する効果を上げられるかどうかを明らかにし、プロジェクトの混乱を最小限にする。
要点:リスクの管理は対応策の実行と効果を追跡し混乱を最小化する
JIS Q 21500のリスク関連プロセスは、リスクの特定、リスクの評価、リスクへの対応、リスクの管理という流れで構成される。最後の「リスクの管理」は、決めた対応策を実際に実行するかどうかを判断し、実行した対応が期待どおりの効果を上げているかを追跡して、プロジェクトへの混乱を最小限に抑えることを目的とする。よってエが正解。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問53(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。