PMBOKとは?
PMBOKとは、プロジェクトマネジメントに関する知識体系をまとめたガイド。スコープ・スケジュール・コスト・品質・資源・コミュニケーション・リスク・調達・ステークホルダー・統合という知識エリアに整理され、多くのプロジェクトマネジメント手法の基礎になっている。
応用情報技術者試験の過去問では13回出題されています(2016年度〜2024年度)。
ぴんぼっく
PMBOKの意味
プロジェクトマネジメントに関する知識体系をまとめたガイド。スコープ・スケジュール・コスト・品質・資源・コミュニケーション・リスク・調達・ステークホルダー・統合という知識エリアに整理され、多くのプロジェクトマネジメント手法の基礎になっている。
PMBOKの具体例
プロジェクトマネージャーが、PMBOKの知識エリアに沿って「このプロジェクトはリスクマネジメントとコストマネジメントを重点的に行う」と計画を立てる。
PMBOKは試験でどう引っ掛けられる?
版によって知識エリアやプロセス群の呼び方・数が変化している(第6版までは10知識エリア・5プロセス群、第7版では原則やパフォーマンス領域中心の構成に変わった)。出題では版が明示されることが多い。
PMBOKと関連する用語
PMBOKが出た過去問
PMBOKの統合変更管理プロセスにおいて、プロジェクトのプロダクト、サービス、所産、構成要素などに対する変更と実施状況を記録・報告したり、要求事項への適合性を検…
正解:コンフィギュレーション・マネジメント
要点:構成管理は成果物の変更を記録し適合性検証を支える
コンフィギュレーション・マネジメント(構成管理)は、成果物やその構成要素の情報を識別・記録し、変更の内容と実施状況を管理して、要求事項に適合しているかを検証する活動を支えます。PMBOKの統合変更管理では、変更要求の審査と併せてこの構成管理が働くことで、何がどのように変わったのかを常に把握できます。進捗と費用を統合的に評価するアーンド・バリュー・マネジメントとは目的が異なります。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問51(IPA)PMBOKによれば、脅威となるマイナスのリスクと、好機となるプラスのリスクの、どちらのリスクに対しても採用される戦略はどれか。
正解:受容
要点:受容は脅威にも好機にも共通して採れる戦略
PMBOKでは、マイナスのリスクに対して回避・転嫁・軽減、プラスのリスクに対して活用・共有・強化という戦略を挙げ、これらとは別に受容がどちらにも共通する戦略として位置づけられています。受容は、対策の費用に見合わない場合などに、あえて特別な処置をせず発生したときに対応する(あるいはそのまま受け入れる)という選択です。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問54(IPA)PMBOKガイド 第5版によれば,定量的リスク分析で実施することはどれか。
正解:特定したリスクがプロジェクト目標全体に与える影響を数量的に分析する。
要点:定量的リスク分析はリスクの影響を数値として算出する
定量的リスク分析は、特定済みのリスクがコストや期間などプロジェクト目標全体に与える影響を数値として算出するプロセスである。期待金額価値分析やモンテカルロシミュレーションなどを用い、目標達成の確率を数量的に示す。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問53(IPA)PMBOKガイド 第5版における,マイナスのリスクに対する戦略として用いられる“リスク転嫁”の説明はどれか。
正解:リスクの影響や責任の一部又は全部を第三者に移す。
要点:リスク転嫁は影響と責任を第三者へ移す戦略
リスク転嫁は、リスクによる影響や対応の責任を保険会社や外注先など第三者に移す戦略である。リスクそのものが消えるわけではなく、負担する主体を移す点が特徴である。
出典:平成29年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問54(IPA)PMBOKガイド第5版によれば、プロジェクトのコスト見積り技法の説明のうち、パラメトリック見積りの説明はどれか。
正解:関連する過去のデータとその他の変数との統計的関係を用いて、プロジェクトにおける作業のコストを見積もる。
要点:パラメトリック見積りは統計的関係式でコストを算出する
パラメトリック見積りは、規模や工数などの過去の実績データと、見積り対象の変数(画面数、行数など)との統計的な関係式を用いてコストを算出する手法である。類推見積りが過去の類似案件との比較で全体を推し量るのに対し、こちらは数式化された関係を用いる点が特徴である。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問52(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。