J-CSIP/J-CRATとは?
J-CSIP/J-CRATとは、J-CSIP(サイバー情報共有イニシアティブ)はIPAを情報のハブとして、参加組織が受けた標的型攻撃の情報を匿名化して集約・共有し、他組織の被害を防ぐ枠組み。J-CRAT(サイバーレスキュー隊)は標的型攻撃を受けた組織からの相談に応じ、被害の分析と対策を支援する活動。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2018年度)。
じぇーしっぷ、じぇいくらーと
J-CSIP/J-CRATの意味
J-CSIP(サイバー情報共有イニシアティブ)はIPAを情報のハブとして、参加組織が受けた標的型攻撃の情報を匿名化して集約・共有し、他組織の被害を防ぐ枠組み。J-CRAT(サイバーレスキュー隊)は標的型攻撃を受けた組織からの相談に応じ、被害の分析と対策を支援する活動。
J-CSIP/J-CRATの具体例
取引先を装う標的型メールを受信した。添付の検体とヘッダを匿名化してJ-CSIPへ提供したところ、同業3社にも同じ送信元から届いていると共有され、当該ドメインを全社で遮断した。感染が広がり自社で手に負えない段階では、J-CRATに相談して分析支援を受ける。
J-CSIP/J-CRATは試験でどう引っ掛けられる?
2つを逆に覚えやすい。J-CSIPは平時の情報共有(参加組織が受けた攻撃情報を匿名化して共有)、J-CRATは被害が出た組織を支援するレスキュー活動。どちらもIPAの取組みであって、JPCERT/CCの事業ではない。
J-CSIP/J-CRATと関連する用語
J-CSIP/J-CRATが出た過去問
サイバーレスキュー隊(J-CRAT)の役割はどれか。
正解:標的型サイバー攻撃を受けた組織や個人から提供された情報を分析し、社会や産業に重大な被害を及ぼしかねない標的型サイバー攻撃の把握、被害の分析、対策の早期着手の支援を行う。
要点:J-CRATは標的型攻撃の被害分析と対策着手を支援する
J-CRAT(サイバーレスキュー隊)はIPAが運営する組織で、標的型サイバー攻撃を受けた組織や個人からの相談・情報提供を受けて分析し、被害の拡大や連鎖を防ぐための助言や支援を行う。攻撃の把握、被害分析、早期の対策着手の支援が役割である。
出典:平成29年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問42(IPA)サイバーレスキュー隊(J-CRAT)は、どの脅威による被害の低減と拡大防止を活動目的としているか。
正解:標的型サイバー攻撃
要点:J-CRATは標的型サイバー攻撃の被害低減と拡大防止を担う
サイバーレスキュー隊(J-CRAT)はIPAが運営する組織で、標的型サイバー攻撃を受けた(あるいはその疑いのある)組織からの相談を受け、被害の低減と攻撃の連鎖的な拡大の防止を目的に活動している。攻撃の起点となった組織から取引先などへ被害が広がるのを食い止める点が主眼である。
出典:平成30年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問40(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。