構成管理とは?
構成管理とは、サービスを構成する要素(構成品目=CI)を識別・記録し、その状態と相互関係を最新に保つプロセス。記録先の構成管理データベースをCMDBと呼ぶ。
応用情報技術者試験の過去問では129回出題されています(2016年度〜2025年度)。
こうせいかんり
構成管理の意味
サービスを構成する要素(構成品目=CI)を識別・記録し、その状態と相互関係を最新に保つプロセス。記録先の構成管理データベースをCMDBと呼ぶ。
構成管理の具体例
正確なCMDBがあれば、ある機器を停止したときに影響を受けるサービスの範囲を即座に把握でき、変更管理やインシデント管理の判断を支えられる。
構成管理は試験でどう引っ掛けられる?
構成管理は「変更の記録・報告と、構成の適合性検証」を支える基盤プロセス。変更の実施そのものは変更管理・リリース管理が担う。
構成管理と関連する用語
構成管理が出た過去問
PMBOKの統合変更管理プロセスにおいて、プロジェクトのプロダクト、サービス、所産、構成要素などに対する変更と実施状況を記録・報告したり、要求事項への適合性を検…
正解:コンフィギュレーション・マネジメント
要点:構成管理は成果物の変更を記録し適合性検証を支える
コンフィギュレーション・マネジメント(構成管理)は、成果物やその構成要素の情報を識別・記録し、変更の内容と実施状況を管理して、要求事項に適合しているかを検証する活動を支えます。PMBOKの統合変更管理では、変更要求の審査と併せてこの構成管理が働くことで、何がどのように変わったのかを常に把握できます。進捗と費用を統合的に評価するアーンド・バリュー・マネジメントとは目的が異なります。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問51(IPA)JIS Q 20000-1は、サービスマネジメントシステム(SMS)及びサービスのあらゆる場面でPDCA方法論の適用を要求している。SMSの実行(Do)の説明は…
正解:サービスの設計、移行、提供及び改善のためにSMSを導入し、運用する。
要点:SMSの実行段階はSMSの導入と運用にあたる
JIS Q 20000-1のPDCAでは、計画(Plan)でSMSを確立して文書化し合意し、実行(Do)でそのSMSを導入して運用します。実行段階の目的は、サービスの設計・移行・提供・改善を実際に回すことです。監視や測定、レビューと報告は点検(Check)、改善のための処置は処置(Act)に対応します。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)ITサービスマネジメントにおいて、災害による重大なサービス停止に関する事業影響度分析は、どのプロセスで実施するか。
正解:サービス継続及び可用性管理
要点:事業影響度分析はサービス継続及び可用性管理で行う
災害などによる重大なサービス停止が事業に与える影響を分析し、復旧の優先順位や目標復旧時間を定めるのは、サービス継続及び可用性管理のプロセスです。ここで得た事業影響度分析の結果をもとに、継続計画や冗長構成、バックアップの方針を決めます。個別の障害への即応はインシデント管理、根本原因の究明は問題管理が担います。
出典:平成28年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問56(IPA)ITILにおけるサービスデスクを配置する方法の一つである“フォロー・ザ・サン”の説明はどれか。
正解:地理的に分散した二つ以上のサービスデスクを組み合わせて,24時間体制でサービスを提供する。
要点:フォロー・ザ・サンは時差のある拠点で24時間体制を作る
フォロー・ザ・サンは、時差のある複数の拠点にサービスデスクを置き、各拠点の日中帯で順に対応を引き継いでいく方式である。どの拠点も夜勤を組まずに24時間体制を実現できる。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)ITサービスマネジメントにおけるサービスレベル管理の説明はどれか。
正解:あらかじめ定めた間隔で,サービス目標に照らしてサービスの傾向及びパフォーマンスを監視する。
要点:サービスレベル管理は合意目標に対する監視と報告を行う
サービスレベル管理は、SLAで合意したサービス目標を維持するための活動である。あらかじめ定めた間隔でサービスの傾向やパフォーマンスを監視・測定し、結果を報告してレビューする。目標との乖離が見つかれば改善につなげる。
出典:平成28年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問56(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。