PSIRTとは?
PSIRTとは、自社が提供する製品やサービスの脆弱性について、届出の受付、影響の評価、修正版と告知の公開までを担う組織。自社が受けた攻撃に対処するCSIRTと違い、守る対象が社外の利用者と製品である点が役割の分かれ目になる。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2024年度〜2025年度)。
ぴーさーと
PSIRTの意味
自社が提供する製品やサービスの脆弱性について、届出の受付、影響の評価、修正版と告知の公開までを担う組織。自社が受けた攻撃に対処するCSIRTと違い、守る対象が社外の利用者と製品である点が役割の分かれ目になる。
PSIRTの具体例
研究者からの届出をIPAやJPCERT/CCの調整を通じて受け取り、影響を受ける型番と版を特定し、修正版の公開に合わせてJVNへ公表する。すでに保守が終わった製品には、修正ではなく回避策と利用中止の呼びかけを出す判断もある。
PSIRTは試験でどう引っ掛けられる?
受付窓口を作るだけでは機能しない。開発部門の計画へ修正を割り込ませる権限がなければ公表期限に間に合わない。またSBOMを持たないと、第三者ライブラリの脆弱性が出たときに自社製品への影響を答えられない。
PSIRTと関連する用語
PSIRTが出た過去問
自社製品の脆弱性に起因するリスクに対応するための社内機能として、最も適切なものはどれか。
正解:PSIRT
要点:自社製品の脆弱性対応を担う社内機能はPSIRT
PSIRT(Product Security Incident Response Team)は、自社が開発・提供する製品やサービスに潜む脆弱性を受け付け、影響を評価し、修正版の提供や公表を調整する組織機能である。社内の情報システムを守るCSIRTと目的が異なり、守る対象が「自社製品を使う顧客」である点が特徴である。
出典:令和6年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問39(IPA)ある組織ではCSIRTとPSIRTが設置されている。セキュリティインシデントのうち、PSIRTが対応するものはどれか。
正解:組織が顧客に販売した製品とその利用において発生したセキュリティインシデント
要点:PSIRTは自社製品の脆弱性、CSIRTは自組織システムの事案に対応する
CSIRTは自組織の情報システムで発生したインシデントに対応する体制であるのに対し、PSIRT(Product Security Incident Response Team)は自社が世に出した製品やサービスの脆弱性・セキュリティ問題に対応する体制である。顧客が使用中の自社製品に関する事案はPSIRTの担当となる。
出典:令和7年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問40(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。