RISCとCISCとは?
RISCとCISCとは、命令セットの設計思想の対比。RISCは命令長と機能を単純に揃え、メモリ参照をロード・ストア命令に限ることでパイプライン化しやすくする。CISCは1命令で複雑な処理をこなし命令長も可変。同じ処理を書くとRISCのほうが命令数は多くなる傾向がある。
応用情報技術者試験の過去問では1回出題されています。
りすくとしすく
RISCとCISCの意味
命令セットの設計思想の対比。RISCは命令長と機能を単純に揃え、メモリ参照をロード・ストア命令に限ることでパイプライン化しやすくする。CISCは1命令で複雑な処理をこなし命令長も可変。同じ処理を書くとRISCのほうが命令数は多くなる傾向がある。
RISCとCISCの具体例
組込み機器やスマートフォンのプロセッサはRISC系が中心で、消費電力あたりの性能を稼ぎやすい。一方でCISC系の製品も、内部では複雑な命令を単純な内部命令へ分解し、RISC的な実行機構で処理する構造をとっている。
RISCとCISCは試験でどう引っ掛けられる?
RISCの本質は「命令の種類が少ないこと」ではなく、1命令の実行を1サイクル規模に揃えて実行段を単純化する点にある。命令が少ないから速い、と説明する選択肢は誤りとして出題されやすい。
RISCとCISCと関連する用語
RISCとCISCが出た過去問
RISCプロセッサの5段パイプラインの命令実行制御の順序はどれか。ここで、このパイプラインのステージは次の五つとする。 ①書込み ②実行とアドレス生成 ③命令デ…
正解:④, ③, ②, ⑤, ①
要点:5段パイプラインはIF→ID→EX→MEM→WBの順に進む
RISCの基本的な5段パイプラインは、命令フェッチ→命令デコードとレジスタ読出し→実行とアドレス生成→メモリアクセス→レジスタへの書込み、の順に進む。まず命令を取り出さなければ解読できず、解読して初めて演算でき、演算結果のアドレスでメモリを読み書きし、最後にレジスタへ書き戻すという依存関係で順序が決まる。よって④③②⑤①が正しい。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問8(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。