RTO・RPOとは?
RTO・RPOとは、RTO(目標復旧時間)は障害発生からサービス復旧までの目標時間、RPO(目標復旧時点)はどの時点のデータまで復旧できるようにするかの目標を表す指標。バックアップ方式(フル・差分・増分)や取得間隔の設計に直結する。
応用情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2022年度〜2024年度)。
あーるてぃーおー・あーるぴーおー
RTO・RPOの意味
RTO(目標復旧時間)は障害発生からサービス復旧までの目標時間、RPO(目標復旧時点)はどの時点のデータまで復旧できるようにするかの目標を表す指標。バックアップ方式(フル・差分・増分)や取得間隔の設計に直結する。
RTO・RPOの具体例
「RTOは4時間以内、RPOは直近1時間以内」と定めた場合、障害発生から4時間以内にサービスを再開し、失われるデータは最大でも1時間分に抑えられるようバックアップ間隔を設計する。事業継続計画において、インシデント発生後どちらの目標時点までに何をすべきかを問う計算・選択問題がFEで出題される。
RTO・RPOは試験でどう引っ掛けられる?
RTOは「時間の長さ(復旧までの所要時間)」、RPOは「データのどの時点まで戻せるか」を表すという対象の違いを混同しやすい。
RTO・RPOと関連する用語
RTO・RPOが出た過去問
あるシステムにおけるデータ復旧の要件が次のとおりであるとき、データのバックアップは最長で何時間ごとに取得する必要があるか。〔データ復旧の要件〕・RTO(目標復旧…
正解:12
要点:バックアップ間隔の上限は許容データ損失量を示すRPO
RPOは、障害時にどの時点までのデータを復旧できればよいかを示す目標であり、最大でどれだけのデータ喪失を許容するかを表す。RPOが12時間前ということは、直近12時間分のデータ喪失までは許容されるので、バックアップの間隔は最長12時間でよい。RTOは復旧までにかかる時間の目標であり、取得間隔の決定には直接関わらない。
出典:令和4年度 春期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)サービスマネジメントにおいて、中断したサービスを復旧させるときの目標を定めた指標に、RTO(目標復旧時間)、RPO(目標復旧時点)及びRLO(目標復旧レベル)が…
正解:サービスの中断から1日以内に、中断したサービスのうちの重要なサービスに限定してサービスを復旧する。
要点:RTOは復旧までの時間、RPOは戻す時点、RLOは復旧の水準
RTOは中断からサービス復旧までにかける時間の目標、RLOはどの水準・範囲までサービスを戻すかの目標である。「1日以内に」がRTO、「重要なサービスに限定して復旧」がRLOに当たり、両者を定めた例として適切である。データをいつの時点まで戻すかを示すRPOは含まれていない。
出典:令和6年度 秋期 応用情報技術者試験 午前 問55(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。