コンプライアンスとは?
コンプライアンスとは、法令、業界規制、契約、社内規程、社会規範を遵守すること。内部統制の目的の一つであり、統制環境の要素でもある。違反の防止だけでなく、違反を早期に発見・是正する仕組みも含む。
システム監査技術者試験の過去問では2回出題されています(2016年度〜2025年度)。
こんぷらいあんす
コンプライアンスの意味
法令、業界規制、契約、社内規程、社会規範を遵守すること。内部統制の目的の一つであり、統制環境の要素でもある。違反の防止だけでなく、違反を早期に発見・是正する仕組みも含む。
コンプライアンスの具体例
行動規範の周知、eラーニングによる教育、内部通報窓口の設置、定期的な遵守状況のモニタリング。
コンプライアンスは試験でどう引っ掛けられる?
法令遵守だけと狭く覚えると誤答する。契約・社内規程・社会規範まで含む。内部統制の4目的(業務の有効性と効率性、報告の信頼性、法令等の遵守、資産の保全)の一つであり、同時に統制環境の要素でもある二重の位置づけも狙われる。
コンプライアンスと関連する用語
コンプライアンスが出た過去問
表は,CSR(Corporate Social Responsibility)をキャロルによる四つの責任分野に分類し,それぞれの企業活動例を示している。表中のc…
正解:倫理的責任
要点:キャロルのCSRは経済的・法的・倫理的・社会貢献責任の四層構造
キャロルのCSRピラミッドは、下から経済的責任、法的責任、倫理的責任、社会貢献責任の四層で構成される。法人税の納付は経済的責任、コンプライアンスの徹底は法的責任、文化・芸術支援は社会貢献責任に対応する。残るcの環境会計の導入は、法令の要求を超えて社会から期待される行動であり倫理的責任に位置付けられる。
出典:平成28年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問16(IPA)組織におけるリスク管理と内部統制を行うためには複数のグループによる役割の分担が効果的だとする考えに基づいた、“3線モデル”(三つのラインモデル)がある。第1、第…
正解:第1ライン:営業部門、第2ライン:リスク管理部門、第3ライン:内部監査部門
要点:3線モデルは現業が第1、リスク管理が第2、内部監査が第3ライン
3線モデルは、リスク管理と内部統制の役割を三層に分けて考える枠組みである。第1ラインは製品・サービスを顧客に提供する現業部門で、自らの業務に伴うリスクを日々管理する。第2ラインはリスク管理やコンプライアンスなど、現業を支援・監視して専門的な観点から統制の枠組みを整備する部門。第3ラインは内部監査部門で、第1・第2ラインから独立して有効性を評価し、統治機関へ報告する。取締役会や外部監査人はラインを構成する当事者ではなく、モデルの外側から監督・保証を担う位置づけである。
出典:令和7年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問8(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。