シングルサインオンとは?
シングルサインオンとは、一度の認証で複数の業務システムを利用できるようにする仕組み。利用者の負担と使い回しを減らせる一方、認証基盤が単一障害点かつ攻撃の的になる。監査では基盤側の可用性と、退職時に全システムの利用が確実に止まるかを確かめる観点で問われる。
システム監査技術者試験の過去問では2回出題されています(2018年度〜2025年度)。
しんぐるさいんおん
シングルサインオンの意味
一度の認証で複数の業務システムを利用できるようにする仕組み。利用者の負担と使い回しを減らせる一方、認証基盤が単一障害点かつ攻撃の的になる。監査では基盤側の可用性と、退職時に全システムの利用が確実に止まるかを確かめる観点で問われる。
シングルサインオンの具体例
人事システムと会計システムを統合認証で結んだ環境の監査で、人事データの退職登録が当日中に認証基盤へ反映され全システムの利用が止まることを、退職者十名分の突合で確かめる。あわせて認証基盤が停止したときの代替手順の有無を検証する。
シングルサインオンは試験でどう引っ掛けられる?
全システムのパスワードを一つに揃える運用はシングルサインオンではなく、単なる使い回しである。また認証が一元化されても、どの機能を使えるかという認可は業務ごとに定義が必要で、統合すれば権限管理も済むわけではない。
シングルサインオンと関連する用語
シングルサインオンが出た過去問
SAML(Security Assertion Markup Language)の説明として,最も適切なものはどれか。
正解:認証情報に加え,属性情報とアクセス制御情報を異なるドメインに伝達するためのWebサービスの仕様
要点:SAMLは認証・属性・権限情報をドメイン間で伝達する仕様
SAMLは、認証結果や利用者の属性、アクセス権限に関する情報をXML形式のアサーションとして表現し、異なるドメインのシステム間で安全にやり取りするための仕様である。これによりドメインをまたぐシングルサインオンが実現でき、IDプロバイダとサービスプロバイダの間で信頼を確立する。
出典:平成30年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問20(IPA)SAMLの説明として、最も適切なものはどれか。
正解:認証情報に加え、属性情報と認可情報を異なるドメインに伝達するためのWebサービスの仕様
要点:SAMLは認証・属性・認可情報をドメイン間で受け渡しSSOを実現する
SAMLは、認証の結果や利用者の属性、アクセス可否といった情報を、XML形式のアサーションとしてドメインをまたいで安全に受け渡すための仕様である。これにより、利用者を認証するIDプロバイダと、サービスを提供するサービスプロバイダを分離でき、組織や企業をまたいだシングルサインオンが実現できる。認証情報だけでなく属性情報・認可情報も伝達対象に含む点が特徴である。
出典:令和7年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問17(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。