ファイアウォールとDMZとは?
ファイアウォールとDMZとは、通信の送信元・宛先・ポート番号などを条件に許可と遮断を判断する機器がファイアウォール、外部へ公開するサーバを内部網から隔離して置く区画がDMZ。公開サーバが乗っ取られても内部へ波及しにくくする、境界防御の基本構成になる。
システム監査技術者試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2024年度)。
ふぁいあうぉーるとでぃーえむぜっと
ファイアウォールとDMZの意味
通信の送信元・宛先・ポート番号などを条件に許可と遮断を判断する機器がファイアウォール、外部へ公開するサーバを内部網から隔離して置く区画がDMZ。公開サーバが乗っ取られても内部へ波及しにくくする、境界防御の基本構成になる。
ファイアウォールとDMZの具体例
公開ウェブサーバをDMZに置き、内部のデータベースへは特定ポートのみ許可する。監査人は規則一覧を出力し、送信元も宛先も全開放の規則が残っていないか、暫定で追加した規則に期限と再承認の記録があるかを一件ずつ確かめる。
ファイアウォールとDMZは試験でどう引っ掛けられる?
規則は上から順に評価され、最初に一致したもので判定が確定するため、順序が違うと意図しない許可が生まれる。また既定の動作が「明示された以外は遮断」になっているかが要点で、逆になっていれば設定漏れがそのまま穴になる。
ファイアウォールとDMZと関連する用語
ファイアウォールとDMZが出た過去問
ペネトレーションテストに該当するものはどれか。
正解:ファイアウォールや公開サーバに侵入できないかどうかを確認する。
要点:ペネトレーションテストは実際に侵入を試み防御突破の可否を確認する
ペネトレーションテストは、攻撃者の視点で実際に侵入を試み、防御機構を突破できるかどうかを確かめる検査である。ファイアウォールや公開サーバに対して既知の攻撃手法を適用し、脆弱性が実際に悪用可能かを実証的に確認する点に特徴がある。仕様との一致確認や処理性能の測定は別種のテストである。
出典:平成29年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問21(IPA)DMZ上のコンピュータがインターネットからのpingに応答しないようにしたいとき、ファイアウォールのルールで“通過禁止”に設定するものはどれか。ここで、このpi…
正解:ICMP
要点:pingはICMPを用いるため遮断するにはICMPを通過禁止にする
pingはICMPのエコー要求とエコー応答を用いて疎通を確認するもので、TCPやUDPのポート番号は使わない。したがって外部からのpingに応答させたくない場合は、ファイアウォールでICMPそのものの通過を禁止する。なお、ICMPを全面的に遮断すると経路MTU探索などに支障が出るため、必要な種別だけを許可する運用が一般的である。
出典:令和6年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問20(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。