CRYPTRECとは?
CRYPTRECとは、暗号技術の安全性を評価・監視し、電子政府推奨暗号リストの策定と継続的な見直しを行う取組み。危殆化した方式のリストからの除外も行う。
システム監査技術者試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2024年度)。
くりぷとれっく
CRYPTRECの意味
暗号技術の安全性を評価・監視し、電子政府推奨暗号リストの策定と継続的な見直しを行う取組み。危殆化した方式のリストからの除外も行う。
CRYPTRECの具体例
政府調達システムで採用する暗号方式を、CRYPTRECの推奨リストから選定する。
CRYPTRECは試験でどう引っ掛けられる?
暗号モジュールの実装を試験・認証するJCMVPと役割が違う。CRYPTRECは方式そのものの安全性を評価してリストを維持する活動で、認証書を発行する制度ではない。推奨リストは固定ではなく危殆化に応じて見直される点も狙われる。
CRYPTRECと関連する用語
CRYPTRECが出た過去問
CRYPTRECの役割として,適切なものはどれか。
正解:電子政府での利用を推奨する暗号技術の安全性を評価,監視する。
要点:CRYPTRECは電子政府推奨暗号の安全性を評価し継続監視する
CRYPTRECは、電子政府で利用する暗号技術の安全性を評価し、その後も継続して安全性を監視する国の活動である。評価結果は電子政府推奨暗号リストとして公表され、危殆化が判明した方式は運用監視や移行の対象になる。製品のセキュリティ機能の認証はJISECなど別の制度が担う。
出典:平成28年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問19(IPA)CSIRTの説明として,適切なものはどれか。
正解:企業や行政機関などに設置され,コンピュータセキュリティインシデントに対応する活動を行う組織
要点:CSIRTはセキュリティインシデント対応を専門に担う組織
CSIRTは、組織内で発生した情報セキュリティインシデントに対応するための専門チームである。検知から分析、封じ込め、復旧、再発防止までを担い、外部の窓口として他組織との情報連携も行う。暗号技術の評価はCRYPTREC、政策の総合調整はNISCが担当する別の役割である。
出典:平成29年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問19(IPA)CRYPTRECの主な活動内容はどれか。
正解:暗号技術の技術的検討、国際競争力の向上及び運用面での安全性向上に関する検討を行う。
要点:CRYPTRECは暗号技術の安全性評価と推奨暗号リストの策定を担う
CRYPTREC(Cryptography Research and Evaluation Committees)は、電子政府で利用する暗号技術の安全性を評価・監視し、推奨する暗号リストを策定する活動を行っている。暗号技術の技術的な検討に加え、国際競争力の向上や運用面での安全性向上も対象とする。情報セキュリティ政策の立案はNISC、ISMS認証の運用は認定機関、暗号モジュールの試験はJCMVP関連の試験機関が担う。
出典:令和6年度 秋期 システム監査技術者試験 am2 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。