インシデント対応とは?
インシデント対応とは、準備、検知・分析、封じ込め、根絶、復旧、教訓の反映という段階で進める一連の対応。インシデントとは、サービスの品質を低下させる、または低下させるおそれのある計画外の事象を指す。
システム監査技術者試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2020年度)。
いんしでんとたいおう
インシデント対応の意味
準備、検知・分析、封じ込め、根絶、復旧、教訓の反映という段階で進める一連の対応。インシデントとは、サービスの品質を低下させる、または低下させるおそれのある計画外の事象を指す。
インシデント対応の具体例
Web改ざんを検知後、まず該当サーバを回線から切り離して封じ込め、設置されたバックドアを除去(根絶)し、健全なバックアップから復旧した。事後レビューで公開前の脆弱性診断が手順から抜けていたと分かり、教訓として運用手順へ反映した。
インシデント対応は試験でどう引っ掛けられる?
サービスを早く戻す暫定対応(インシデント管理)と、根本原因を突き止めて再発を防ぐ活動(問題管理)は別プロセス。原因を除去する処置が「是正処置」。
インシデント対応と関連する用語
インシデント対応が出た過去問
CSIRTの説明として,適切なものはどれか。
正解:企業や行政機関などに設置され,コンピュータセキュリティインシデントに対応する活動を行う組織
要点:CSIRTはセキュリティインシデント対応を専門に担う組織
CSIRTは、組織内で発生した情報セキュリティインシデントに対応するための専門チームである。検知から分析、封じ込め、復旧、再発防止までを担い、外部の窓口として他組織との情報連携も行う。暗号技術の評価はCRYPTREC、政策の総合調整はNISCが担当する別の役割である。
出典:平成29年度 春期 システム監査技術者試験 am2 問19(IPA)サイバーセキュリティ基本法に基づき、内閣にサイバーセキュリティ戦略本部が設置されたのと同時に、内閣官房に設置された機関はどれか。
正解:NISC
要点:戦略本部と同時に内閣官房へ置かれた事務局組織がNISC
サイバーセキュリティ基本法により、内閣にサイバーセキュリティ戦略本部が置かれると同時に、その事務局機能を担う組織として内閣官房に内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が設置された。IPAは経済産業省所管の独立行政法人、JPCERT/CCはインシデント対応の調整を行う一般社団法人、JIPDECはプライバシーマーク制度などを運営する団体で、いずれも内閣官房の機関ではない。
出典:令和2年度 10月 システム監査技術者試験 am2 問18(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。