公開鍵暗号方式とは?
公開鍵暗号方式とは、暗号化と復号に別の鍵(公開鍵と秘密鍵)を用いる方式。公開鍵は誰に知られてもよいので、鍵の配送問題が解決する。
データベーススペシャリスト試験の過去問では2回出題されています(2018年度〜2019年度)。
こうかいかぎあんごうほうしき
公開鍵暗号方式の意味
暗号化と復号に別の鍵(公開鍵と秘密鍵)を用いる方式。公開鍵は誰に知られてもよいので、鍵の配送問題が解決する。
公開鍵暗号方式の具体例
送信者は受信者の公開鍵で暗号化し、受信者だけが自分の秘密鍵で復号する。
公開鍵暗号方式は試験でどう引っ掛けられる?
n人が相互に通信する場合、共通鍵方式では n(n−1)/2 個の鍵が必要だが、公開鍵方式では1人あたり2個(公開鍵と秘密鍵)で合計2n個で済む。
公開鍵暗号方式と関連する用語
公開鍵暗号方式が出た過去問
公開鍵暗号方式を使った暗号通信をn人が相互に行う場合、全部で何個の異なる鍵が必要になるか。ここで、一組の公開鍵と秘密鍵は2個と数える。
正解:2n
要点:公開鍵方式の鍵数は1人2個で合計2n個
公開鍵暗号方式では、各利用者が自分の公開鍵と秘密鍵の対を1組もてばよく、相手ごとに鍵を用意する必要がない。n人なら1人あたり2個で合計2n個となる。相手ごとに鍵が必要な共通鍵暗号方式のn(n−1)/2個と対比して覚えるとよい。
出典:平成30年度 春期 データベーススペシャリスト試験 am2 問21(IPA)インターネットで電子メールを送信するとき、メッセージの本文の暗号化に共通鍵暗号方式を用い、共通鍵の受渡しに公開鍵暗号方式を用いるものはどれか。
正解:S/MIME
要点:S/MIMEは本文を共通鍵、鍵配送を公開鍵で行うハイブリッド方式
S/MIMEは電子メールの暗号化とディジタル署名の標準で、本文は処理が速い共通鍵暗号で暗号化し、その共通鍵を受信者の公開鍵で暗号化して一緒に送る。この組合せをハイブリッド暗号方式といい、速度と鍵配送の安全性を両立させる典型的な方法である。
出典:令和1年度 春期 データベーススペシャリスト試験 am2 問20(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。