決定項とは?
決定項とは、関数従属 X→Y における左辺Xのこと。Xの値が決まればYの値が一意に定まる。試験では、すべての決定項が候補キーであるかどうかがボイス・コッド正規形の判定基準になるため、決定項を漏れなく洗い出せるかが要点になる。
データベーススペシャリスト試験の過去問では1回出題されています。
けっていこう
決定項の意味
関数従属 X→Y における左辺Xのこと。Xの値が決まればYの値が一意に定まる。試験では、すべての決定項が候補キーであるかどうかがボイス・コッド正規形の判定基準になるため、決定項を漏れなく洗い出せるかが要点になる。
決定項の具体例
「講座・教員・科目」の表で「教員→科目」という従属があると、決定項の教員は候補キーではない。この時点で第3正規形は満たしていても、ボイス・コッド正規形は満たさない。教員と科目を別表へ切り出すと、すべての決定項が候補キーになる。
決定項は試験でどう引っ掛けられる?
決定項は主キーとは限らず、候補キーですらない場合がある。まさにその「候補キーでない決定項」がボイス・コッド正規形違反の正体である。また右辺の従属側を決定項と呼び違える誤りも多い。
決定項と関連する用語
決定項が出た過去問
関係R(A, B, C)において、関数従属A→B, B→Cが成立するとき、導けない関数従属はどれか。
正解:{B, C}→{A, C}
要点:推移律で導けるのは左辺に決定項Aを含む従属性だけ
A→B、B→Cが成り立つとき、推移律よりA→Cも成り立ち、Aは全属性を決定する。よって左辺にAを含む従属性は導ける。一方、左辺が{B,C}の場合、BからはCしか決まらずAを決定する根拠がないため、{B,C}→{A,C}は導けない。
出典:平成28年度 春期 データベーススペシャリスト試験 am2 問3(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。