等結合とは?
等結合とは、直積を作ったうえで、指定した列どうしが等しいタプルだけを選択して残す結合。結合に使った列は両方の表の分が結果に残る。
データベーススペシャリスト試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2024年度)。
とうけつごう
等結合の意味
等結合の具体例
社員表と部門表を部門コードで等結合すると、結果には社員側と部門側の部門コードが2列とも現れる。
等結合は試験でどう引っ掛けられる?
重複する結合列を1つにまとめたものが自然結合。等結合と自然結合の違いは結合列が重複して残るかどうか。
等結合と関連する用語
等結合が出た過去問
表の結合演算アルゴリズムのうち、等結合だけに適用できるものはどれか。
正解:ハッシュ法
要点:ハッシュ結合は値の一致でしか振り分けられず等結合専用
ハッシュ法は結合列の値をハッシュ関数で同じバケットに振り分け、同一バケット内だけを突き合わせる方式である。値が等しいものだけが同じバケットに入る仕組みなので、等値比較以外の結合条件には使えない。
出典:平成28年度 春期 データベーススペシャリスト試験 am2 問11(IPA)関係R, Sの等結合演算は、どの演算によって表すことができるか。
正解:直積と選択
要点:等結合は直積を作って結合条件で選択したもの
等結合は、まず二つの関係の直積を作り、そこから指定した属性の値が等しいタプルだけを選択することで得られる。すなわち直積と選択の組合せで表現できる。なお、重複する結合列を取り除いた自然結合ではさらに射影が必要になる。
出典:平成30年度 春期 データベーススペシャリスト試験 am2 問9(IPA)関係R, Sの等結合演算は、どの演算によって表すことができるか。
正解:直積と選択
要点:等結合は直積を作って選択で条件を満たす組を残す演算
等結合は、2つの関係のタプルをすべて組み合わせたうえで、指定した属性同士の値が等しい組だけを残す演算とみなせる。すなわち直積を作ってから選択で絞り込めば表現できるので、エが正しい。
出典:令和4年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 am2 問11(IPA)"商品"表と"納品"表を商品番号で等結合した結果はどれか。
正解:商品番号・商品名・価格・商品番号・顧客番号・納品数の列(商品番号が2列)を持ち、S01/ボールペン/150/S01/C01/10、S01/ボールペン/150/S01/C02/30、S02/消しゴム/80/S02/C02/20、S02/消しゴム/80/S02/C03/40、S03/クリップ/200/S03/C03/60 の5行(納品明細ごとに1行)。
要点:等結合は結合列を重複したまま残す(自然結合との違い)
等結合は直積のうち結合条件が成り立つ組だけを残す演算で、自然結合と違って重複する結合列は消去されない。したがって結果には商品側と納品側の商品番号が2列とも現れる。行数は納品側の明細数に一致し、1商品に複数明細があればその数だけ商品情報が繰り返される。
出典:令和6年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 am2 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。